第13回 中2。Unit.6(P.83〜P.104)『NEW HORIZON 2』単語・文法ガイド

辞書を引く時間何とかならない?

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。

第13回は─

中学2年『New Horizon 2』のUnit.6。

・ユニット6(unit 6 へジャンプ

83ページから104ページまでを解説します。

中2用は全部で8つのユニット(Unit.0からUnit.7)構成です。


このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon(東京書籍)』の”New Words” 欄の用語説明と解説をしています。

ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”等もNew Wordsがあれば掲載しています。

その他のユニットは以下のリンクからどうぞ。

第1回『New Horizon』シリーズ 目次

あるいは

中学英語と高校入試(カテゴリー)


>> 目次へ(前書き・使い方を飛ばす)

■ 前書き、使い方

教科書を見ながら、このページをお読みください。

ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。

従って本文の掲載はしていません。

またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ

英語教科書の用語・単語解説シリーズ共通ガイド

をいちど目を通しておいてください。


新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase <句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。

そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

『ニューホライズン 2』

─ 目 次 ─

/ p.83 /

Unit 6 – Research Your Topic

Unit.6 – Read and Think

  • Grammar – 比較表現

/ p.104 /

■ Unit.6 – Research Your Topic

/ p.83 /

research <動詞>として、「研究」「リサーチ」。アクセント位置注意。/サーチ/

topic <名詞> 「トピック」「お題」「話題」

/ p.84 /

Preview

What article is it?

[比較級、最上級] [KS20]

trivia <名詞> 「トリビア」「(そこまで価値がある訳ではない)ちょっとした情報」

quiz <名詞>として、「(個人や団体で競う)クイズ」

than <前置詞>として、「(比較として)よりも」。

比較級 ─

物事を比較する表現をここでは学ぶ。

文を読んでいて

”tall” や “big” などの<形容詞>や

“fast” や “early” などの<副詞>が

“+er” の[比較級]の形に変化していたら、「あ、比較するんだな。」と考える。

そしてだいたい “than” がすぐ直後に来るから「やっぱり比較だ。」と判断する。

そして予定通り”than”がきたので、「比較する相手がこの後にくるな。」と考える。

英文といえ、文頭から語順のとおり頭のなかで状況を描くことを心がけよう。

難しいけど。

ちなみに<形容詞>は<名詞>を修飾(情報付加)するもの。

<副詞>は<動詞>や<文>全体を修飾(情報付加)するもの。

neighbor <名詞>として、「隣の人や場所」。

“My Neighbor Totoro” でアニメ『となりのトトロ』の英語タイトルらしい。

ここで “Neighbor” も “Totoro” も共に<名詞>であることに注目。”my” は<名詞>ではなく<限定詞>。

<名詞>を修飾するのにその前に<形容詞>を置くけど、<名詞>を置くこともある。

でも日本語もこの使い方をすることがある。「牛丼」は「牛」も「丼」も名詞。


What is Josh asking about?

[比較級、最上級] [KS21]

シーン2は比較級、最上級を表す<形容詞><副詞>で長い綴りのもの。

action <名詞>「アクション」。「(何か目的あって)行動する事」という意味から「エキサイティングな事」という意味でも使う。

comedy <名詞>「コメディ」

animated <形容詞>「アニメの」

fictio <名詞>「空想の物語」「フィクション」

more <副詞> 「もっと〜」「より〜」

[比較級]の<形容詞>や<副詞>の表現で、音節が2つ以上ある、綴りも長くなる単語の時

語尾に “+er” をつけて変形させるのではなく、その前に “more” を置く。

“interesting” は綴りも発音も長い<形容詞>。これの比較級は “interestinger” ではなく “more interesting” とする。

most <副詞> 「いちばん〜」

長い単語の[最上級]を表現する時に、” 単語+est” の代わりに手前に置く。

“most interesting”

“the” + 最上級

最上級を言う時には日本語でもたいていの場合─

例えば「一番面白い」と言うのであれば、

”何のカテゴリーの中で「一番面白い」”

と言うと思う。だから英語でも

“the most interesting (movies) of all (=movies)”

と、”of …”「〜の中で」を後ろにつける。

そのために、その手前の<名詞>には “the”「その」「まさに」が必要になる。

後ろのカテゴリ説明が “this year” でも同様。「今年の中で」。

そして時には後ろに「〜の中で」がないこともあるが、

それは”省略されているだけ”、と考えていつも “the most” と “the” をつける。

これは “+est”型の[最上級]でも一緒。

” the tallest of …”、”the fastest among …”

answer(ing) <動詞> 「答える」


■ Unit.6 – Read and Think

graph(s) <名詞> 「グラフ」。X軸とY軸の直行座標をベースに書かれている棒グラフや線グラフ、点グラフ。

percent <副詞>「パーセント」「100分の1の量」。アクセント位置注意。 /パーント/

as for … <句>「…については」「…に関して言えば」

直前に言ったことに関連するけど、少し話題を変える時に文頭で使う。話の途中など。

(ほぼ皆映画が好きです。それでその種類に関して言えば、、)

“about” は似ているが、こっちは話題を変える時や新しい話題について話すときに使う感じ。

… such as A, B, C〜 <句> 「…、例えばAやBとかC」

日本語も似てるが、英語でも「例えば」の後はだいたい3つ例を挙げる。思いつかないけど。

story, stories <名詞> 「ものがたり」

horror <名詞>「ホラー」「恐怖」

as a result (of) <句> 「〜の結果として」

more than <句>「よりももっと」

<副詞>の “more”が<前置詞> “than”を修飾。


[A is as B as C] [KS23]

ここでは、「Aと同じくらいCはBです。」と言いたい時の表現方法。

─ 実は結構ややこしい ”as … as” ─

ここは余談なので、読み飛ばして大丈夫。

基本型:A is as B as C

例えば、

「彼は自分と同じくらい人気者。」

とか言いたい時

He is as popular as I.

とするけど、これは

He is as popular as I am.

の省略形。で実はこれも

He is as popular as I am popular.

の省略形。でも口語では

Hei is as popular as me.

と言ったりする。

もうひとつ。

「彼は自分と同じぐらい歌が上手い。」

と言いたい時

”a good singer” を as で挟むけど

He is as a good singer as I.

とは言わない。なぜか

He is as good a singer as I.

a と good をひっくり返して言う。

もちろん

He is as good a singer as I am.

He is as good a singer as me.

と後ろの as 以下はバリエーションを変えて言える。

その他の例文。

He runs as fast as I (do).

You spoke as clearly as I (did).

Your painting was as interesting as Meg’s (one).

などなど。


feedback <名詞>「フィードバック」。物や人に対して改善点などを提案すること。

speaker <名詞> 「発言者」「発表した人」

content <名詞>「コンテンツ」「(何かの)中身」

delivery <名詞> 「(スピーチの時の)態度や作法(発声や目線など)」

「デリバリー」のデリバーでもともとは「持って行って手渡す」「配達」という意味がオリジナル。

そこから意味が広がって、他にも「出産」とか、ピッチャーの「投球」とかの意味もある。

contact <名詞> 「コミュニケーションをとる事」。元々は「物理的に触っている状態」

コンタクトスポーツ、コンタクトレンズ、アイコンタクト、など。カタカナ日本語として使われている。

発音は/ンタクト/で、アクセントが”コ”にあるが、動詞として使う場合は/コンクト/とアクセントは後ろになる。

同じスペルで同じ意味の単語で、<名詞>と<動詞>で発音は一緒だけどアクセントの位置が異なることは、結構ある。

feel like <動詞>+ing <句> 「〜したい気分だ」

spoke (<= speak) 過去形

clearly <副詞> 「はっきりと」

data <名詞>「データ」。複数形も同じ”data”。”s”はつかない。

slide(s) <名詞> スライドショーの「スライド」

これもいろんな派生意味があるけど、元のイメージは「すべり台」とかの滑るもの。<動詞>としても「滑る」「滑らせる」という意味。

スライドショーのスライドは、顕微鏡のスライドガラスから来ている。

letter(s) <名詞>「音を表す文字」。

英語ならアルファベット、日本語ならひらがなやカタカナを指す。

「手紙」の意味もあるけど、もともとの意味はこの表音文字のこと。

ちなみにフォント(“font”)は特定のある文字装飾とサイズのセットを言うらしい。

row <名詞>「列」


/ p.92 /

Mini Activity

どれに乗る?

博物館までの交通手段を調べて、どれを使いたいか理由をメモして、クラスメートの意見を聞く。

結構大変。

■ Let’s Talk (4) 買い物 ─申し出る・要望を伝える─

/ p.93 /

ここの単語もほとんどがカタカナ日本語として普及していて、意味も同じ。

ここでは<助動詞> “shall” を、”提案”や”お伺い”的に使うことを覚える。

実際にはほとんど耳にしないけど。

goods <名詞> 複数形で「商品」「グッズ」

size <名詞> 「サイズ」

price <名詞> 「値段」「プライス」

medium <名詞> 「ミディアム」「真ん中」。

ここでは服のサイズの話をしているけど、

マスメディアの「メディア」もこれ。パソコンとかの記憶メディアの「メディア」もこれ。

「媒体」と訳される。放送媒体、記録媒体など。

customer <名詞> 「顧客」「商品の購入者」

shall <助動詞> ここでは疑問形で、丁寧な提案として使われるパターン。

「〜しましょうか?」の「しょう」の部分なイメージ。

How much …? <句> 「いくらですか?」と聞くときの決まり文句。

How about this one? は、How do you think (feel) about this one? を略している感じ。「これどう(考える/思う)?」

I’ll take it/this/that. もよく使う。「それ/これ/あれにします。」という意味で、いくつかから迷って選ぶときに言う。

メニュー見ながら迷って決めた時とかも。

■ Grammar (5) 比較表現 〜ものを比べよう〜

/ p.94, 95 /

世界の有名な山について、高さや有名度を比較級を使って表現する練習。

■ Stage Activity (2) Research and Presentation

/ p.96, 97, 98 /

クラスで人気のあるものを調べて発表する。

トピックスを決める。=>

クラスメートにインタビューする。=>

調査結果をポスターにまとめる。

調査結果を報告する。


/ p.99 /

学び方コーナー (3)

意見の述べ方

■ Let’s Read (2) “A Glass of Milk”

/ p.100 /

to不定詞が結構使われている。

to go to school 「行くために」目的用法。

to sell candy「売るために」これも目的副詞的用法。

bought him a glass of milk

buy A B = buy 人 物「AにBを買ってあげる」「人に物を買い与える」

/ p.101 /

finish 動詞+ing

take A out of B 「BからAを取り出す」

to pay「払うために」これも目的(ために)用法。

for kindness「親切に対しては」

Thanks to A「Aのおかげで」

walk away 「歩き去る」

with a smile 「微笑みと共に」

/ p.102, 103 /

The year went by「何年かが過ぎ」

had to give her an operation

have to 「しなければいけない」

give A B 「AにBを与える」

=>彼女に手術をしなければいけなかった

He gave it to her.

give A B なのだから、He gave her it. でもよい?

=> 代名詞(it/this/thatなど)の時は言わない。

bill 「請求書」

afraid to look = be afraid of looking

It said It は bill のこと。

paid in full = Bill has been paid already in full amount of the charge.

recognized the boy in the doctor

「その医者の中にその少年を認識した。」

■ Let’s Listen (6) 商品のコマーシャル

/ p.104 /

商品コマーシャルを聞いて特徴を聞き取る。

■ 前後のユニットリンク

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■ 参考書

ワーク&テスト ニューホライズン 2年

■ 引用元

中学校 英語教科書

NEW HORIZON English Course 2(中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版

東京書籍 発行

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