第26回 中2ユニット5:P59- P68『ニューホライズン2』単語,文法ガイド

『New Horizon』シリーズ 目次
中学英語と高校入試(カテゴリー)
・2021年度:令和3年度版(2ページ目)

辞書を引く時間を何とかしたい。あと文法もちょっと話を聞きたい。

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。第12回は─、中学2年『New Horizon 2』から

・ユニット5
・59ページから68ページ

までを解説します。

■ 前書き、使い方

教科書を見ながら、このページをお読みください。

ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。

従って本文の掲載はしていません。

またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ

英語教科書の用語・単語解説シリーズ共通ガイド

をいちど目を通しておいてください。


新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s):<品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase:<句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。

そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

『ニューホライズン 2』

─ 2025年度版 目次 ─

p.59
 Unit.5 – What design is good for everyone?

p.62
 Unit.5 – Read and Think

P.66
 Unit.5 – Unit Activity

p.68

Unit.5 – What design is good for everyone?

ユニット5の文法はto不定詞からいくつかの追加表現「どうやって〜するか」。

そして that 節 というちょっと聞きなれない用語の使い方。

「その映画館にどうやって行くか知っている。」
「その映画館にどうやって行くかあなたに示しますね。」
「その映画に行けると確信している。」

のような表現ができるようになる。

[疑問詞 + to + 動詞原型]
[KS-17] … how to do …

パート1は「どうやって〜するか」「何を〜するか」などの表現から。

まずは例文から。映画を見に行くのだが、若干分かりづらいところにある。で友達のセリフ。

「その映画館にどうやって行くか知っている。」
・I know how to get to the theater.

動詞 know と to不定詞の間に疑問副詞 how を置いて「どうやって( to不定詞するか)を」「知っている。」

・know where to go なら「どこにいく(べき)か知っている。」
・know what to do なら「何をする(べき)か知っている。」

ここの to不定詞は目的語、よって名詞的用法になる。

where, when, how, は(動詞と目的に挟まれた)副詞として、what なら限定詞として用いられている。


universal:<形容詞>「普遍的な」「万国万人向けの」。

design:<名詞> 「デザイン」。「設計、計画」

fair:<名詞>「催し、フェア」

bottle(s):<名詞>「ビン(瓶)、ボトル」

automatic:<形容詞>「自動の、オートマティックな」

adjustable:<形容詞>「調節可能な、アジャスタブルな」

public:<形容詞>「公共の」

touch:<動詞>「触れる、タッチする」

product(s):<名詞>「製品」

facility, facilities:<名詞>「施設」「設備」。
そう言った設備のある場所、あるいは設備そのものどちらでも使える。

[ 動詞 + 人 + 疑問詞 + to 不定詞 ]
[KS-18] … show … how to …

パート2は引き続きto不定詞、名詞用法 + 疑問詞付き、のSVOO型。

映画館への行き方を教えてくれるそうだ。

「そこにどうやって行くかこの地図であなたに伝えましょう。」
・ I’ll tell you how to get there on this map.

といえば良い。パート1でやった how + to 不定詞と、第四文型SVOOを取る動詞 tell との組み合わせ。

SVOOの二つ目のO(目的語)が how 以下と考える。


staff:<名詞>「(雇用されている)スタッフ、職員、社員」

over here:<副詞> 「こちらを」。”over there” は「あちら」だった。

Thanks to …:<句>「〜のおかげで」

tap:<動詞>「軽くポンと叩く、タップする」

castanets:<名詞>「カスタネット」。scissors と同じくペアで一つなので複数形。

both:<限定詞>「両方の」。both A and B で「AもBも共の」。

left-handed:<形容詞><複合語>「左の/手の」=>「左利きの」

Unit.5 – Read and Think

[ 形容詞 + that 節]

[KS-19] … sure that …

リードアンドシンク1、to不定詞の話は以上で今度は[that節]と呼ばれている that の使い方と<節>について見ていく。

映画館に行く話で、行き方を説明してもらったがいまいち不安。で友達が一言

「あなたなら辿り着けると確信してます。」
・I am sure that you’ll get there.

“sure” や “glad” など感情や考えを表す<形容詞>のあとに、接続詞として that 、続けて理由や原因を説明する<節>を置くパターン。

これで、「(that節)であることを確信/嬉しい」という表現になる。

<節>とは文章(センテンス)の一部で、主語と動詞で成り立っている。ここでは you’ll get there が<節>で文の一部。主語も動詞もあるけど文の一部。


useful:<形容詞>「役に立つ、便利な」

sign:<名詞>「標識」「合図、サイン」

young:<形容詞>「若い」

ramp:<名詞>「スロープ」。人のために人工的に作った、階をつなぐ傾斜。
日本語でも使う「スロープ」は、”slope” で、これは「自然な傾斜」。冬のスキーやボード競技ではよく聞く。

ちなみに「ランプ」と発音すると “lamp” になっていまい、「灯りのランプ」になってしまう。”l” と “r” 間違えると通じないシリーズ。

stair(s):<名詞>「階段」

wheelchair:<名詞>「車椅子」

pull(ing):<動詞>「引っ張る」「引く」

luggage:<名詞>「(旅行用の)スーツケースやカバン」

baby, babies:<名詞>「赤ちゃん」

presentation:<名詞>「発表、プレゼンテーション」

─ 文章 > 節 > 句 って何が違う? ─

今回の[名詞句]、すでに?習ったけど[that節]。あるいは<句動詞>。一方でフレーズとかいう表現。

「何が何だか。統一してくれない?」

と感るかもしれない。だけど実はちゃんと使い分けている。

<句>とは主語と動詞がセットで含まれない文の一部分のこと。英語ではフレーズ “phrase”。

“work out” という<句動詞>には主語は含まれていない。今回の “how to use” には、主語も動詞も含まれていない。

けど名詞として使うから<名詞句>。

<節>については上で説明した。主語と動詞がセットで存在するけど文未満のもの。

英語ではクローズ “clause” と言う。[that節] には主語と動詞がちゃんとある、けど文の一部だった。

で、ぜんぶひっくるめて<文>。英語ではセンテンス<sentence>。

ここでは、”key sentence” にはなっていないが、前出のリードアンドシンク1での

感情思考の<形容詞> + <that節>に加えて

“think that …” 「<that節>と考えている」

という、<知覚動詞> + <that節>表現が見れる。

「あなたなら辿り着けると確信してます。」
・I am sure that you’ll get there.(前出)

「あなたなら辿り着けると思います。」
・I think that you’ll get there.

それから65ページのコラムには中学の範囲は超えるが、よく使われる抽象的単語が並んでいる。高校範囲の単語だから気にしない。


American:<形容詞> 「アメリカの」

professor:<名詞>「教授」

childhood:<名詞>「幼いころ」

(1970)s:<名詞> 「1970年代」。/ナインテーン・セヴンティズ / と分けて読む。
「2020年代」なら”2020s” で、/トエンティ – トエンティズ/

remove:<動詞>「取り除く」

barrier(s):<名詞>「バリア」「壁」

disabled:<形容詞>「障害のある」「不自由な」。able -> disable -> disabled

regardless:<副詞>「状況にかかわらず」。

regardless of …:<副詞>「〜にかかわらず、関係なく」

ability:<名詞>「能力」

situation:<名詞>「状況」

found(ed):<動詞>「創立する」「設立する」。”find” の過去形ではなくて、”found”という動詞。過去形は “founded”。ややこしい。

center:<名詞>「センター」「真ん中」。

本文で “the Center” と、”the” とセンターの頭を大文字にしているのは「ザ・センター 」という名前の「組織」か「企業」を立ち上げたのだろう。

spread (<= spread):<動詞>「広げる」。過去形も変化しない。

accessible:<形容詞>「入るのが容易な、アクセスしやすい」

Unit.5 – Unit Activity

取り入れたいユンバーサルデザインを伝え合おう

Real Life English ( Listening )

アナウンス・案内

Learning Social Studies in Englsh

No poverty, Zero hunger, Good health, Quality education
Gender equality, Clean water, Clean energy, decent work


以上、第26回『ニューホライズン2』ユニット5

関連図書:


ワーク&テスト ニューホライズン 2年

引用元:


東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 2 [教番:英語002-82]

東京書籍 発行

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