第25回 中2ユニット4:P49- P58『ニューホライズン2』単語,文法ガイド

『New Horizon』シリーズ 目次
中学英語と高校入試(カテゴリー)
・2021年度:令和3年度版(2ページ目)

「今日の英語授業の前に30秒だけ予習でもしておこう─」

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。第25回は─、中学2年『New Horizon 2』から

・ユニット4
・49ページから58ページまで

を解説します。

前書き、使い方

新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s):<品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase:<句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

『ニューホライズン 2』

─ 2025年度版 目次 ─

p.49
 Unit.4 – What is important in a homestay?

p.52
 Unit.4 – Read and Think

p.56
 Unit.4 – Unit Activity
 Grammar 4 – 助動詞

p.58

Unit.4 – What is important in a homestay?

ユニット4では助動詞を学ぶ。<助動詞>とは言わなかったけどすでに習っている。
「〜できる」の can と「〜するだろう」の will 。

今回は「〜しなければならない」と言いたい時の表現 must。それから同じような意味を持つ have to

本文では「〜すべきだ」の should も出てくる。

このユニットではもう1つ、「読むこと」「食べること」など名詞の「〜すること」はどう表現するか?文法用語でいうところの─

<動名詞>

を学習する。

[have to 動詞の原型]
[KS-13] I have to … / I do not have to …

パート1は「〜しなければならない」の1つ目の表現。have to … から。
例えば「その映画を見なければならない。」 と言いたい時。

・I watch the move.「その映画を見る。」
・I have to watch the movie.「その映画を見なければいけない。」

下は have to が間に挟まって意味が追加された。ちなみに

・三人称単数の時は has to
・to 以下の動詞はいつも原型
・否定系は have が一般動詞だから don’t / doesn’t
・疑問文の一般動詞の時と同じでいい

というルール。


homestay:<名詞>「ホームステイ」

advice:<動詞>「アドバイス、助言」。
動詞の「アドバイスする」はスペルが違う。advise。発音は同じ/アドヴァイス/

member:<名詞>「一員」「メンバー」

guest:<名詞>「ゲスト、お客様」

have to:<助動詞><句動詞>「〜しなければいけない」。
<助動詞>的な意味ではあるが、文法的には普通に “have + to不定詞”。三人称単数なら、”has to” だし、否定には don’t/doesn’t を使う。

follow:<動詞>「従う」「フォローする」

rule(s):<名詞>「規則、ルール」

host:<名詞>「ホスト」。
他人をゲストとしてもてなす人のこと。

important to communicate:「コミュニケーションを取ることは重要」。
to不定詞の副詞的用法「〜することは」。形容詞 important を後ろからto不定詞が副詞的に修飾している。

don’t have to …:「〜する必要はない、しなくてもよい」。
「〜してはいけない」という意味にはならない。その場合 must not を使う。

perfect:<形容詞>として「パーフェクトな、完璧な」

[助動詞 must]
[KS-14] We must … / We must not …

シーン2では、「ねばならない」表現のもう1つ。今度は完全なる<助動詞>で “must”。

助動詞 can や will の仲間。だから使い方は同じ。主語Sと動詞Vの間に置く。must not で否定。

意味は “have to” と同じ「ねばならない」になるけど、ちょっと違う。

must はルールや規則に対して「ねばならない」感じ。 have to はそれよりかは緩くて一般的な感じ。例えば先の例文を少し変えて

I must watch the movie.

だと、「(学校の課題や規則で)見なければ。」とか「(月に一回は見る、という自分ルールがあるから)見なくてはいけない。」という感じ。

先の have to watch だと、「誰かに勧められたから」とか「チケット買っちゃったし」とか「評判がいいから」とか。

まあでも違いはあまり気にしなくていい。自分たちはネイティブではないので、外国人として話すのだし気にしない。

否定形に関して “don’t have to” が「する必要ない」だったのに対して、”must not” は「してはいけない」と禁止になる。

確かに言われてみれば「しなければいけない」を否定するには2つの考え方がある。

「しなくてもよい」と「してはいけない」


must:<助動詞> 「〜しなければならない」

mustn’t <= must not:短縮形。
発音は/スント/。「〜してはいけない。」と禁止を表す。

shower(s):<名詞>「シャワー」

limit:<名詞>「限度、リミット」

Unit.4 – Read and Think 1

[動名詞(目的語)]

[KS- 15] … enjoy reading …

リードアンドシンクでは新たな文法で[動名詞]。

動名詞は名詞。動詞を元として語尾に “ing” をつけて名詞化したもの。なので「(動詞)〜すること」という感じになる。

「はて、どこかで聞いたような?」

はい。to不定詞の名詞的用法と同じ。見た目違い。

・I like to watch movies.
・I like watching movies.
「映画を見るのが好き。」


elderly:<形容詞>「お年寄りの」。
“-ly” となっているので<副詞>っぽいが、形容詞。

couple:<名詞>「一対」「男女、カップル」

living room:<名詞>「居間、リビング」

finish:<動詞>「終わらせる」

go to bed:「布団に入る」「寝る」

bored:<形容詞>「退屈な」。
“bore” は動詞「退屈させる」。退屈するは、退屈させられる。だから
I am bored with …「退屈にさせられた(状態)である」

本文では異なる “get bored” という使い方をして「退屈にされられた(状態になって)いる」という動き(状況変化)を付加している。

nothing:<名詞>「ない」「何もない」

should:<助動詞>「〜すべき」
will , can ,must グループ。must よりは柔らかい言い方。

plate:<名詞>「お皿、プレート」

hurt:<動詞>「傷つける」。
肉体的にも、精神的にも使える。

feeling(s):<名詞>「気持ち、感情」「感覚、フィーリング」

Unit.4 – Read and Think 2

[動名詞(主語)]
[KS-16] Taking … was …

リードアンドシンク2も引き続き動名詞。
名詞の役割の1つが目的語。もう1つは主語。

to不定詞の名詞的用法の時もそうだったが、名詞なので目的語もできるし主語もできる。

「映画を見ることが私の暇の過ごし方。」
・Watching movies is my pastime.
・To watch movies is my pastime.

どっちの表現も可能。


answer :<動詞>「答える」

take off:<句動詞>この文脈では「服を脱ぐ」。
服を取って off する。

enter:<動詞>「入る」

couldn’t <= could not

explain:<動詞>「説明する」

felt <= feel

feel like …ing:「〜しているような感じがする」。
like は前置詞で「〜のような(に)」

felt like learning my own country:「感じた/のように/学ぶこと/自分の国のを」。(説明していて改めて)自分の国について学んでるような気分になった。

end:<名詞> 「最後、エンド」

in the end <副詞句> 直訳「その最後に」=>「結局は」

each other:<副詞句> 直訳「それぞれの他人」=>「お互い」

kept <= keep

keep …ing:<句>「〜し続ける」。

carefully:<副詞>「注意深く」

in the future:<副詞句> 直訳「その未来に」=>「将来は」

Unit.4 – Unit Activity

日本の習慣やマナーを伝えよう

Real Life English (Writing)

ホームステイのお礼状 ─手紙─


Mrs.:<名詞> 「〜さん(結婚している女性の苗字を呼ぶ時)」。
/スィズ/。現在は結婚を区別することなく、女性に対しては “Ms.” /ズ/ を使うのが一般的。

precious:<形容詞>「貴重な、大切な」

able:<形容詞>「〜できる」

be able to …:<形容詞句>「〜することができる」「〜する能力がある」。
助動詞 can とほぼ同じ意味だが、細かく言えば「能力、技術的」な出来る感が able にはある。

また過去の話で「〜できた」と表現したい時は could ではなく was able to を使う。 could は「できただろうに」という仮定の意味になる。3年の最後に習う。

look forward to … :<句> 意訳「〜の方向を見ています」=>「〜を楽しみにしています。」

Best Wishes.:<句>「ベストな望み」=>「幸運を」。手紙の最後に書く。

GRAMMAR 4 – 助動詞

ホームステイのお礼状 ─手紙─


以上、第25回『ニューホライズン2』ユニット4

関連図書:


ワーク&テスト ニューホライズン 2年

引用元:


東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 2 [教番:英語002-82]

東京書籍 発行