第11回 中2。Unit.4(P.57〜P.70)『NEW HORIZON 2』単語・文法ガイド
「今日の英語授業の前に30秒だけ予習でもしておこう─」
中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。
第11回は─
中学2年『New Horizon 2』から
・ユニット4(unit 4 へジャンプ)
57ページから70ページまでを解説します。
『New Horizon 2』は全部で8つのユニット(Unit.0からUnit.7)構成です。
このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon(東京書籍)』の”New Words” 欄の用語説明と解説をしています。
ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”等もNew Wordsがあれば掲載しています。
あるいは
>> 目次へ(前書き・使い方を飛ばす)
■ 前書き、使い方
教科書を見ながら、このページをお読みください。
ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。
従って本文の掲載はしていません。
またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ
をいちど目を通しておいてください。
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase <句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。
そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
『ニューホライズン 2』
─ 目 次 ─
/ p.57 /
Unit.4 – Homestay in the United States
- Let’s Write (2)
- Grammar – 助動詞
/ p.70 /
■ Unit.4 – Homestay in the United States
/ p.57 /
homestay <名詞>「ホームステイ」
the United States <名詞>「合衆国」
/ p.58 /
Preview
/ p.59
– Scene (1) / What is the advice on the Website?
[have to 動詞の原型] [KS13]
シーン1では「〜しなければならない」「〜をする必要がある」を何と英語で言うか?
で、”have to 動詞原型” を使い、この “have to” が「ねばならぬ」感の句となる。
でこれを否定形にすると、
“don’t have to …”
「〜する必要はない」と言う意味になる。
member <名詞>「一員」「メンバー」
have to <助動詞><句動詞>「〜しなければいけない」。
<助動詞>的な意味ではあるが、文法的には普通に “have + to不定詞”。
三人称単数なら、”has to” だし、
否定には don’t/doesn’t を使う。
follow <動詞>「従う」「フォローする」
rule(s) <名詞>「ルール」
host <名詞>「ホスト」。
他人をゲストとしてもてなす人のこと。
perfect <形容詞>として、「パーフェクトな」「完璧な」
/ p.60
– Scene (2) /
What are the family’s rules?
[助動詞 must] [KS14]
シーン2では、「ねばならない」表現のもう1つ。
今度は完全なる<助動詞>で “must”。
can や will の仲間。主語Sと動詞Vの間に置く。
意味は “have to” と同じ。ネイティブに聞けば微妙に違うのかもしれないが、外国人として話す分には気にしない。
ただし、否定形にすると “don’t have to” が「する必要ない」だったのに対して、
“must not” は、「してはいけない」と禁止になる。
言われてみれば、「しなければいけない」を否定するには2つの考え方がある。
「しなくてもよい」と「してはいけない」
Mrs. <名詞> 「〜さん(結婚している女性の苗字を呼ぶ時)」。/ミスィズ/
現在は結婚を区別することなく、女性に対しては “Ms.” /ミズ/ を使うのが一般的。
must <助動詞> 「〜しなければならない」
alone <副詞> 「ひとりで」
safe <形容詞> 「安全な」
young <形容詞>「若い」
go out <句動詞> 「出かけて人に会う」
pick … up <句動詞> 「〜を車で迎える(拾う)」。
教科書では、
“take you there, and pick you up.”
と、車とは言っていないが、車での送り迎えの話をしている。
/ p.61 /
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティング。
have to, must の使い方の練習。
■ Unit.4 – Read and Think
/ p.62, 63
– Read and Think (1) /
What problem do they have?
[動名詞(目的語)] [KS15]
ここでは、新たな文法で[動名詞]。
動詞を元として、語尾に “ing” をつけて名詞化したもの。
なので「〜すること」という感じになる。
どこかで聞いたような?
はい。To不定詞の名詞的用法と同じ。見た目違い。
名詞は主語と目的語に成れる。
case <名詞>「場合」「ケース」
finish(ed) <動詞>「終わらせる」
bathroom <名詞>「バスルーム」。
アメリカだとトイレがついてることがお多いから、「トイレ」の意味でも使う。
such <前限定詞> 「そのような」。
“such a short time” という語順に注目。これが英語の品詞の順番。
これに関しては、日本語の並びと似ている。
「そんなに+ある+短い+時間」
<形容詞>”short” は<名詞>”time” の前。
<限定詞>(<冠詞>とも言う)”a” は <形容詞>”short” の前。
さらに “such” は、<限定詞>”a” の前に来る。これを<前限定詞>と言う。
both とか all とか half なんかも <前限定詞>。
save <動詞> ここでは、「節約する」と言う意味。お金を「節約する」もこれ。
plate <名詞>「プレート」「お皿」
hurt <動詞>「傷つける」。
肉体的にも、精神的にも使える。
/ p.64, 65
– Read and Think (2) /
What did Kaito do with them?
[動名詞(主語)]
今度は、動名詞を主語として使う文を見ていく。
elderly <形容詞>「お年寄りの」。
“-ly” となっているので<副詞>っぽいが、形容詞。
couple <名詞>「カップル」
bored <形容詞>「退屈な」。
“bore” は動詞「退屈させる」。退屈するは、退屈させられる。だから
I was bored with …
本文では異なる、”got bored” という使い方をしている。
このような、「〜の状態にさせられた」という意味で “get …ed” はよく使う表現。
“… or something” <慣用句>「〜とかそのようなもの」
日本語でも話していて、何かいくつか候補を挙げて、最後に「みたいな。」と言うことがあるが、その感じ。
one of <句>「〜のひとつ」
hobby, hobbies <名詞>「趣味」
after all <句>「そうは言っても」「結局は」。
これまでの事柄にも関わらず、と言った感じ。
couldn’t (<= could not)
kept (<= keep) 「続ける」の過去形。
keep …ing <句>「〜し続ける」。
「〜を楽しむ」の “enjoy” もそうだが、”keep” も動名詞を目的語にとる。
実は代わりに不定詞を後ろに置くと、意味が変わる”場合がある”。変わらない場合もある。
動詞による。
そしてよくわからない意味になることがある。enjoy や keep ではよくわからなくなる。
“enjoy to play the game” とすると、「そのゲームをやるために楽しむ」
“keep to try to speak English” だと、「英語を話そうとするために続ける」
to不定詞の副詞的用法(のために)になってしまうため。
ちょっとだけ頭の隅に入れて置く。
carefully <副詞>「注意深く」
both <限定詞>として、 「二人とも」。
先に出てきた “such” と同じ品詞。名詞よりも形容詞よりも限定詞よりも前に置く。
/ p.66 /
Unit Activity
日本の習慣やマナーを伝えよう
旅行者のブログを読んで彼らにアドバイスを考える。
すごい。
■ Let’s write (2) ホームステイのお礼状 ─手紙─
/ P.67 /
手紙の書き方。
especially <副詞>「特に」
Best wishes, <慣用句>「幸運を祈ります」。
手紙の最後に書く決まり文句。
■ Grammar (4) 助動詞
/ p.68 /
動詞に意味を付け加える。
/ p.69 / 学び方コーナー (2)
音読の仕方
■ Let’s Listen (4) 電車の運行情報
/ p.70 /
運行情報を聞いて情報を聞き取る。
■ 前後のユニットリンク
<< 第10回 / ユニット3『ニューホライズン2』/
/『ニューホライズン2』ユニット5 / 第12回 >>
■ 参考書
■ 引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON English Course 2(中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版
東京書籍 発行
Z会の通信教育 資料請求はこちら