英語教科書の『単語・連語解説シリーズ』共通ガイド。単語が一番大事
「英語教科書の単語・熟語・文法がわからなくて和訳がしんどい…」中学生向けの─
ここではその使い方と効率的な学習方法を以下で案内します。
1. 教科書用語解説シリーズの目的
英語学習で最初に引っかかるのは”単語”です。
で今、”最初”とは言いましたけど─
実はずーっとです。
実際に自分も今でさえ、英語の本でも新聞でも読んでいて、
文章の10%とか5%とか知らない(意味を思いだせない)単語・用語が出てくるとストレスがたまります。
いえ3%くらいでもそうかもしれません。
100文字あって、たった3つ。されど3つ?
でも日本語の物語や説明文を読んでいることを想像すれば、そんなもんではないでしょうか?
「ああ、読む気しない。」
ってなる。
ですから単語や用語の意味を知っているというのは重要です。この先も。
でも例えば、読んでるWEBサイトの文章の5%くらい思い出せないなら、
それくらいなら辞書を調べながらやればいい。
だけど、
「英語は中学で始めたばかり」とか「英語が苦手」とか「実はあんまり勉強してこなかったんだよね」とか。
そうすると、もしかすると
”教科書は見てみたけど知らない単語ばかり。”
で
”始めたはいいけど、ほとんど辞書を引いてる時間。”
だったりすると思います。
この作業、自分も経験あるけどとても疲れる…
しかもあまり意味のある行為とは思えません。
これを経験すること自体は否定しなしけれど、ひたすら繰り返すのはやっぱり時間が勿体無い。
そう思ってこのシリーズを始めました。
2. いくつかの注意点
教科書を見ながら進めてください。
というのも、教科書文章の丸々の引用や和訳のアップロードは、著作権保護法に違反にするため許可なく出来ないからです。
従って本文の掲載はしていません。
それから小学生の授業で出てきた単語については、今のところ解説をしていません。
ここは頑張って辞書かWEBかを使って調べてください。
3. 上達する勉強方法(ルーティーン)
最後に勉強のやり方のヒントを。すこし上級者向けの話も含めます。
このシリーズのおすすめの使い方は、以下の枠内[1]-[10]の通りです。
そしてこの時、
「超ゆっくりでいいから先頭から語順に訳す」
「頭から訳すとカタコトの日本語になるけどそれでOK」
「わからない単語はすぐ確認する」
という感じでやります。
[1]. 目次から、やりたいUintにジャンプします。
[2]. 教科書の本文英文を読み始めます。
[2]. わからない単語が出てきたら、このページの用語を確認します。
[3]. どの<品詞>として使われているかも確認します。
[4]. 解説や説明もあれば読みます。
[5]. 意味がわかったら次の単語に進みます。
[6]. 1文読んだらノートに和訳を書きます。
[7]. 次の文(センテンス)に行きます。=>[2]へ。
[8]. 全文和訳が終わったら、授業で答え合わせを待ちます(授業前の予習ならば)。
[9]. 正しい和訳が出来上がったら、その和訳から英訳に挑戦します。
[10]. 教科書を見て英訳の答え合わせをします。
以上[1]から[10]で1セットです。
始めの頃は、[9]英訳の練習は飛ばして大丈夫です。
だけど一番力がつくのは[9]なのです。
ここをやると、ここをやらない場合より3倍以上も記憶に定着すると言われています。
英語が出てこなくて頭がモヤモヤすると思います。でも頑張ったらそれ以上の成果は出ます。
タイパは最強です。
(2023年12月)