第21回 中2ユニット1:P6- P18『ニューホライズン2』単語,文法ガイド
・『New Horizon』シリーズ 目次
・中学英語と高校入試(カテゴリー)
・2021年度:令和3年度版(2ページ目)

新年度のスタートダッシュを少し…
だけど辞書を引く時間は何とかしたい。あと文法もちょっと話を聞きたい。
中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。第21回は中学2年『New Horizon 2』の始まり。
・ユニット0とユニット1
・6ページから18ページまで
を解説します。
前書き、使い方
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) :<品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase :<句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
『ニューホライズン 2』
─ 2025年版 目次 ─
p.6
Unit.0 – My Spring Vacation
p.9
Unit.1 – What can we experience on a trip?
p.12
Unit.1 – Read and Think 1
p.16
Unit.1 – Unit Activity
Grammar 1 – 文構造
p.18
Unit.0 – My Spring Vacation
p.6, p.7
8コマ漫画を読んで、クラスメートと春休みについて話し合おう、的な。
same:<形容詞>「同じ」
by the way:<句>「ところで」。直訳だと「その道のそばで」道から少し外れる感じ。で「話の本筋から逸れるけど」
ramen:<名詞>「(日本の)ラーメン」
instant:<形容詞>「すぐの」「インスタントの」
noodle(s):<名詞>「麺」。ラーメン含めて麺類
cherry:<名詞>「さくらんぼ」「桜」
blossom:<名詞>「(木に咲く)花々」。でもそう言われると、ソメイヨシノにさくらんぼなってるのって見たことない。
p.8
ストーリーの登場人物
Unit.1 – What can we experience on a trip?
p.9
ユニット1のひとつ目は未来「〜をする予定です」を表す表現。
もう一つはこのユニットのメイン、文型。SVとかSVOとかで表している英語の文構造の基本形。
多くの国の人にとっては母国に近い英語の文構造だけど、日本語は大きく異なるので一単元を設けて学ぶ。
experience :<動詞> 「経験する」
p.10
– Part 1 /
おばにメッセージ
[ 未来形:going to ]
[KS-1] I am going to …
パート1では、あらかじめ決まっている未来の予定「〜する予定です」を英語で言うにはどうするか?を学ぶ。
「(チケット持ってるので)明日映画を見る予定です。」
・I am going to watch the movie.
be going to で「〜する予定」という表現になる。ちょっと長い。
“be going to …” 部分はカタマリで<助動詞>っぽい感じになる。あと”going”だから、”go” の「行く」のイメージから”予定です感”を連想できるかもしれない。
あらかじめ決まってる予定なので、チケットは取ってあるし、案内する準備もしてあるし、空港で会うことも決まっている。
golden:<形容詞> 「黄金の」
holiday(s) :<名詞> 「休日」
the Golden Week holidays :<固有名詞> 「ゴールデンウイーク」。
外国の人に通じるのかは?でも “holiday” って言ってるので通じると思う。”golden” も「素晴らしい」とか「栄光の」という意味もあるし。
Singapore :<名詞><国名> 「シンガポール」
fligh :<名詞>として「航空便」「フライト」
arrive(s) :<動詞> 「到着する」「至る」
airport :<名詞> 「空港」「エアポート」
soon:<副詞>「すぐに」
See you.:<慣用句>「(また)会いましょう」。I will see you. がもとの文。
p.11
– Part 2 /
シンガポールを移動中。
[ 助動詞 will ]
[KS-2] I will make …
シーン2では、[助動詞] の中から、「〜をするだろう」とか「するつもり」に当たる “will” を見ていく。
「(チケットないけど)明日映画を見る予定(つもり)です。」
・I will watch the movie.
使い方は “can” と同じ。<助動詞> + <動詞の原形>と置く。
─ be going to と will” ─
パート2は、冒頭からパート1で習った ”going to …” という表現から始まる。「〜するつもり」「〜する予定」という意味だった。
あれ?
「そしたらシーン2でこれから習う “will” と何がちがうの?というか同じ?」
少し違うけどだいたい同じ。ごっちゃに使っても大丈夫だと思う。意味は十分に伝わる。文句は言われない。
違うのは、will はその場で決めた感がある。「つもり(決めた)」けど未来の話だからも予定変更(気が変わる)かもしれない。
“going to” は前もって計画されていて、それを実行していて、この後もその予定通りになる感じ。
こっちの方が予定変更の可能性は低い。チケット取っちゃてるし、人と約束してるし。
という感じで、シーン2のそれぞれの使い分けを見ていくと、少し納得できるかもしれない。
the Merlion :<固有名詞> 「マーライオン」
far :<副詞>として、「遠い」
will :<助動詞> 「〜するだろう」「〜するつもり」。未来のことを言う時に使う助動詞。特に主語が自分だと「つもり」と、意思的な感じにる。
疑問文で “Will you … ?” と使うと、人に何かお願いするときの表現になる。
you’ll <= you will の短縮系。
excited:<形容詞>「興奮させられている」。excite は「人を興奮させる」。だから自分が興奮しているなら「興奮させられている」と受動態で英語では考える。
seafood :<名詞> 「シーフード」
reservation :<名詞> 「予約」
I’ll <= I will の短縮系。
Unit.1 – Read and Think (1)
p.12, p.13
– Read and Think (1) /
理子のEメール
[ show, give, buy など]
[KS-3] I will show …
ここでは、英語の文型について学習する。文型でいうと[第4文型]SVOOに分類される表現で、
<主語> + <動詞> + <目的語1> + <目的語2>(SVOO)と動詞のうしろに目的語が2つあるパターン。
「父親がこの映画のチケットを買ってくれた。」
・My father bought me a ticket for this movie.
O1は me。O2が a ticket。「私に」「チケットを」の「に」や「を」に相当する単語(前置詞)が不要。
これで「人に物を〜する」という意味になる。とても英語らしい表現。こういう使い方をする動詞は結構多い。
・make[人][物]「人に物を作る」
・buy[人][物]「人に物を買ってあげる」
・teach[人][物]「人に物を教える」
─ 第4文型 SVOO型 ─
“I’ll show you the Merlion”
「あなた」に「マーライオン」を「見せましょう。」
日本語の「に」や「を」に当たる前置詞がない。動詞の後に<名詞>を[人][物]の順に2つ並べるだけ。
全ての動詞がこういうことをできるわけではなくて、いくつかの動詞に限られる。
本文では、”give” もこの使い方をされている。
またリードアンドシンク2の本文では、bought (buyの過去形)が出てくるが
bought[人][物]の順、
“bought my family some gift”
としないで、
“bought some gifts for may family”
bought[物]for[人]
と順番を入れ替えて間に “for” を入れ込んでいる。
「え、2つの言い方があるんですか?」
はい…
show, make, buy, teach, give …
など入れ替えて使うことがあります。
meter(s) :<名詞><単位> 「メーター」。<米語>では “metre” と綴る。かつ、アメリカではメーターという単位は使わない。フィートを使っている。
tall :<形容詞> 「高さの」。8.6 meters tall と後ろから修飾している。こういう修飾方法を [後置修飾] と呼んでいる。これも日本語にはない表現方法だと思う。
weigh(s) :<動詞> 「〜の重さがある」。「重さを計る」という意味でも。”weight” は<名詞>で「ウエイト」「重さ」。
発音は /ウエィ/。”gh”は発音しない。ちなみに “buy” の過去形 “bought” の “gh” も発音しない。 /ボート/
ton(s) :<名詞><単位> 「トン」。日本含めて、SI単位系の国々では1000キログラム。
アメリカでは1 ton =2000ポンド = 約907キログラムくらい、と異なる重さを表す。
found <= find:「見つけた」。find の過去形。過去分詞も同型。
language(s):<名詞>「言語」
dollar(s):<名詞>「ドル」。単に「ドル」というとアメリカの通貨。
example:<名詞>「例」。
for example:「例えば」と言いたいときはこう言う。
communicate :<動詞> 「〜とコミュニケーションをとる」。<前置詞> with と共に使う。
Unit.1 – Read and Think (2)
p.14, p.15
– Read and Think (2) /
シンガポールについて理子の発表。
[ call A + B ]
[KS-4] … call me RIKO
続けて第5文型[SVOC型]と呼ばれる型で、例えば動詞が call の時。
call[人/もの][名前/名称]
のような感じで、「[人/物]を[名前/名称]と呼ぶ」と訳すことができる。
「みんなそのドラマをキミセカと呼んでいる」
・We call the drama KIMISEKA.
callもこのように目的語を2つ取れる<動詞>。C(補語)には名詞の時もあるし、形容詞の時もある。
内容的には O=C(the dramat = KIMISEKA)という関係が成りたつ。
painting(s):<名詞>「絵画」
wall(s):<名詞>「壁」。「壁画」のことは mural という。
日本語だと「壁の画」とわかりやすい単語なのに英語だと、wall 関係なくなる。全く関係ないスペルと発音。こういうのとても多い。英語は。
detective:<名詞>「探偵」「刑事」
surprised :<形容詞> 「驚かされる」。”surprise” <動詞>「驚かせる」の<過去分詞>ですなわち<形容詞>。
「驚いた」は「驚かされたと」受動態で使う。excite – excited – exciting と同じ感覚の使い方。
area:<名詞>「場所」「エリア」
mosque:<名詞>「モスク」「イスラム教の寺院」
onion-shaped:<形容詞>「オニオンに形作られた」「玉ねぎの形をした」。<動詞>の shape「形作る」の過去分詞 shapedで「形作られた」。
<過去分詞>は中2最後に出てくるまだ先の話だけど必要な文法用語なので覚えておく。
culture(s):<名詞>「文化」
Unit.1 – Unit Activity
p.16
留学生に休日のプランを提案しよう。
Real Life English (Listening)
p.17
機内放送を聞いて情報を聞き取る。
GRAMMAR (1):文構造
p.18
ユニット2で繰り返し出てきた第4文型SVOOだけど、その他の文型と合わせて全5種類がこのページで一覧できる。
・SV
・SVO
・SVC
・SVOO
・SVOC
英語は日本語と語順が違うし、SVOOのように日本語にはない単語並びがあることをここで少し意識しておこう。
以上『ニューホライズン2』ユニット0,1
関連図書

ワーク&テスト ニューホライズン 2年
引用元
中学校 英語教科書

東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 2 [教番:英語002-82]
東京書籍 発行
