第9回 中3。Unit.5〜6(P.71〜P.114)『NEW HORIZON 3』用語ガイド
最終回、中学教科書『ニューホライズン(東京書籍)』の 単語・用語解説シリーズ。
『New Horizon 3 』としては最終回の第9回は、
・ユニット5(Unit.5 へジャンプ)
・ユニット6(Unit.6 へジャンプ)
ページでは、71ページから114ページまで。
今回は重要な文法が出て来るのでそれらにも触れます。
・[関係代名詞]による後置修飾
・[仮定法]
など。
それから英検3級や準2級のライティングで必要となる
「自分の考えと、その理由を書く」問題。
これを英作文するときのフレーズや用語について、教科書でも”mini debate”という形で少し触れています。
なので、ここの単語・用語解説もやります。
中3用は全部で6つのユニット構成となっています。
このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon』の”New Words”欄の用語説明と解説をしています。
ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”なども”New Words”があれば掲載しています。
他のユニットは以下のリンクからどうぞ。
・第7回 『New Horizon 3』Unit.0 – Unit.2(P.4 – P.34)
・第8回 『New Horizon 3』Unit.3 – Unit.4(P.35から)
>>目次へ(前書き・使い方を飛ばす)
■ 前書き、使い方
教科書を見ながら以下ページをお読みください。
というのも教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法の違反に当たるため許可なく出来ません。
従って本文の掲載はしていません。
またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ
をいちど目を通しておいてください。
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase <句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。
そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
ラッキー。
Unit.5, Unit.6:目次
- Unit.5 – A Legacy for Peace
- Let’s Write (3)
- Grammar (3) 後置修飾
- Stage Activity (2)
- Unit.6 – Beyond Borders
- Let’s Talk (3)
- Grammar (4) 仮定法
- Stage Activity (3)
- Let’s Read (2)
- Let’s Read (3)
■ Unit.5 – A Legacy for Peace
legacy <名詞> もともとは「相続遺産」という意味。
そこから派生して、「後世代に受け継がれるべき”物”や”出来事”、あるいは人物の功績」「レガシー」
Gandhi <人名> 「ガンディー」。
”Mahatma Gandhi”として欧米圏でも名が知られている人物。覚えておいて損はない。
/ P.72 – Scene.1 / ジョシュは、写真を見ながら、ガンディーについて紹介しています。
[名詞を後ろから修飾する]
rupee notes <名詞> インドの「ルピー紙幣」。
“note”<名詞><英>は”banknote”の省略形で、「中央銀行が発行した紙幣」で、要は「お札」のこと。
特にイギリスで使われる言い方。アメリカでは”bill”を使うのが一般的。
person <名詞> 「(特定の)個人」。複数形は文脈によるが、
“persons”「その特定の個人の集まり」。
“people”は、特定された個人ではない「一般の人々」というイメージ。
─ ”目的語”となる関係代名詞 ─
“a person [that/who/whom] Indian people respect”
は後置修飾と呼ばれていて、目的格の<関係代名詞>。
この時、以下の4パターンで使われることがある。どれももちろん意味は同じ。
よく使われる(見かける)順に─
[1].本文の様に関係代名詞を省略する。
[2].thatを使う。
[3].whoを使う。
[4].whomを使う。
少しカタコト日本語でもいいから語順の通り理解できるように練習しよう。
「一人の人物、多くのインドの人が尊敬した」
respect <動詞> 「尊敬する」
greatly <副詞>で動詞を修飾する。「とても」「たいへん」
born <形容詞><過去分詞> 「生まれる」。Be動詞とともに受け身形で使う。
もとは”bear”<動詞>「(ものを)運ぶ」の<過去分詞>の形。
international <形容詞> 「国際的な」
non-violence <名詞> 政治や社会的問題に対して「非暴力(主義)」
/ P.74 – Scene.2 / ジョシュと朝美が、ガンディーについて話しています。
[関係代名詞 who]
independence <名詞> 「独立した状態」。/インディ-ペンデンス/
violence <名詞> 「暴力」
fight <動詞> 「戦う」。
不規則動詞で<過去形><過去分詞>ともに”fought”と変化する。よく見るので覚えよう。
ちなみに発音は/フォート/。
「〜のために戦う」という使い方が多く、前置詞”for”とともに使う。
human rights <名詞> 「人間の諸権利」=>「人権」。人には様々な権利があるので、複数形で使う。
go on <句動詞> ここでは「取り掛かる」「始める」の意味と、「続ける」の意味の両方が合わさったイメージ。
“on”の「上に乗せる」イメージと、「すでに乗っかっている」イメージとで”go on”の意味にバリエーションが与えられる。
fast(s) <名詞> として、ここでは「断食(だんじき)」の意味。「速い」の”fast”とスペルは同じ。
protest <動詞> 「抗議する」。/プロテスト/。アクセントの位置に注意。
“to protest”は<to不定詞>の副詞的用法。「抗議のために」
tough <形容詞> (どうにか耐えられるだろうけど)「厳しい」
“That(It) sounds …” 「〜に響く/聞こえる)」=>「〜(な感じ)ですね」
五感系の表現はいろいろ。この場面では”It looks tough.”とは言わないだろう。見てはいないし。
では、”seems”はどうだろう?「〜みたいですね」これは使える気がする。
見(see)てはいないが、聞いた発言から想像して自分の頭にイメージして「〜のようですね」。
/ P.76 – Read and Think / 朝美はさらにガンディーについて知るために、伝記を読んでいます。
[関係代名詞 that/which(主格)]
[関係代名詞 that/which(目的格)]
(ここは”NewWords”に和訳が付いていますので、<句>のみ解説します。)
at that time <副詞句> 「その当時は」「その時は」。長い時間幅があるイメージ。昔話などもこちらの表現。
“at the time”は「その時」。短い時間で最近の出来事を語る時のイメージ。この前の出来事など。
“at a time”だと「一度に」という別の意味に。
─ ”主語”となる関係代名詞 ─
“made a law that (=a law) was even more unfair …”
that以下は、”a law”を後ろから限定的に説明している。
語順通りに訳すと「ある法律を作った、それはさらにアンフェアだった」
“made”の目的語の”a law”だったが、
<関係代名詞>”that (=a law)”で今度はそれ以下の文の主語の役割となった。
この<関係代名詞>が主語となる場合は、省略しない(目的語になる場合は省略できる)。
stand up <句動詞> 文字通り「立ち上がる」。その後に前置詞が続くと意味が以下のように派生する。
“stand up against …“「〜対して立ち向かう」
“stand up to …“「〜に対して立ち向かう」
日本語では同じ意味になるが前置詞のもつイメージに引っ張られる。
“against”は法律(本文の”the law”)や物事などに対して。”to”は人に対して。
“stand up to the bully” 「そのいじめっ子に立ち向かう」
even if <副詞句> 「たとえ〜だとしても」。evenはifを強調している。この辺りは日本語の感覚に近い。
“if”「もし〜なら」とは違う感覚。
in those days <副詞句> 「そのころは」
上に出てくる”at that time”と何が違うのか?これも日本語の感覚に近い。
日本語で「あの当時は」と「その頃は」とは何が違うのか?
ほぼ同じ意味だ。だけど言い回しを変えたいのだ。
特に英語ネイティブは、同じ単語や用語(名詞は除く)を連続して使いたくない人たちである。
“a law that (=a law) British made for salt”
「ある法律、イギリスが塩(の取引)のために作った」
<関係代名詞>の”that”は”there is”の目的語(補語)になっているので省略もできる。
thousands of <句><口語> 「何千もの〜」「多くの〜」。1,000を複数形にして表現する。
数としては、頑張れば数えられるくらい。
“tens of thousands of …” や “millions of …” になると数えられないほどの大量な数の表現になる。
■ Let’s Write (3)
/ P.81 / グラフや表の活用 ─レポート─
growth <名詞>「成長」「増大」
populous <形容詞>「人口の多い」
powerful <形容詞>「パワフルな」「強大な」
billion(s) <限定詞><数>「10億」。
数で表せば、1,000,000,000。
■ grammar (3) 後置修飾
■ Stage Activity (2) – Discover Japan
/ P.84 – / [GOAL] 日本や郷土の文化を紹介する文を、詳しい情報を加えながら書くことができる。
discover <動詞> 「発見する」
pretty <形容詞> 「(真の美しさとは言えないが)可愛らしい」
character(s) <名詞> ここでは「キャラクター」「登場人物」の意味で。
もともとは「個人の性格」「性質」の意味。アクセント位置注意。/キャラクター/
behavior <名詞>「(他人対する)行動」「行儀」。/ビヘイヴィヤ/
/ P.85 /
a piece of <句>「ひとかけらの」。ここでは布の話をしているので、日本語的には「1枚の」。
cloth <名詞> 「布」
発音は/クロース/。/ス/はthだから前歯で舌の先を少し噛んで発音。
「服」は布切れの集まりで複数形の “clothes”。
逆の意味で発音注意。日本語のままの発音でいい。/クローズ/。/ズ/は舌を噛まなくていい。
─ 定義・説明に便利な後置修飾な関係代名詞 ─
fold … up <句動詞>「折り畳む」
a kind of … <句>「一種の」
instead of … <副詞>「〜の代わりに」
instead <副詞> 「代わりに」。”instead of” と同じ意味で、例えば次のように文章を変えて文末に置ける。
“If you need plastic bags, you can use furoshiki instead.”
/ P.86 /
not only A, but (also) B <句> 「AだけではなくBも」
convenient <形容詞>「便利な」
waste <動詞>「無駄にする」
resource(s) <名詞> 「資源」
■ Unit.6 – Beyond Borders
beyond <前置詞>として、「〜を超えて」
border(s) <名詞>として、「国境」
relation(s) <名詞> (2つかそれ以上の人々や物事の)「関係」
/ P.91 – Scene.1 / 海斗は興味深い国際協力のキャンペーンについての広告を目にしました。
[仮定法(I wish …)]
backpack(s) <名詞>として、「バックパック」、「リュック」。ここでは「ランドセル」の英訳。
this way <名詞句> 「この様」「こんな風」。
“feel(felt) this/that way” は会話ではよく出てくる。「こんな風に感じる」「そんなように感じた」。
“this”と”that”では心理的な距離感が違う。昔のことや何か他人が言ったことを思い出しながら言うなら”that”を使いたい。
campaign <名詞> ある目的を達成するための組織的な手段や手順や運営。「キャンペーン」
このような組織的な運営行動は、選挙”活動”や企業”経営”など動詞は “run” を使うことが多い。
run a company 「会社を運営する」、とか
run for president 「大統領に立候補する」、とか。
unused <形容詞> 「使われていない」。
un + use + ed で「否定」+「使う」+「過去分詞形」。
<過去分詞>を「〜された」という意味で<形容詞>として用いて次に来る<名詞>を修飾している。
supply, supplies <名詞>として、「支給されたもの」
donate <動詞> 「寄付をする」
/ P.92 – Scene.2 / 海斗はメグに海を渡るランドセルの話をしています。
[仮定法(If + S + were …)]
Afganistan <名詞><国> 「アフガニスタン」。アジアの中央にある国。発音するときは”ガ”にアクセント。
インドの西側にあるパキスタンの西側。イランの東側。
so far <慣用句><副詞句> 「今のところ」。
“far”は「遠い」の意味から「(それなりの)範囲」という意味でも使う。
教科書では文頭にあるが、文末に置いてもいい。
─ 仮定法過去 ─
“If I were a Japanese student, I would send my old backpack.”
「私がもし日本の生徒だったなら、自分が使い終わったランドセルを贈ってあげたでしょう。」
[仮定法過去]と呼ばれよく用いる表現。日本語でも「自分だったら、それやってたのに。」みたいな言い方は日常的な表現だと思う。
そして日本語でも”実現していないこと”に関してはやっぱり[過去形]で表現してる。だから[仮定法過去]という名前。
で、同じ様に英語も過去形を使う。
“If I were you, I would do that.”
「てたのに。」の感じを出すのに”would”を使う。
“If I were you, I did that.”
だと変な文。聴く方は”would”を補って聞いてくれるから多分意味は通じるけど、カタコト英語。
前ページのScene.1の”wish”を使ったやつ
“I wish (that) I could do that.”
「それ、やることができたらなぁ」
も”that”以下は過去形。日本語でも過去形。
“I wish I would do that.”
はちょっと変な文。”would”は”will”の意味を含むから「意思」を表明している。
「それをやる意思のある強い人間だったらよかったのに…」的な意味になりそう。
まあ、わからなくもないか。
definitely <副詞> 「必ず」「間違いなく」。発音とアクセント位置注意。/ デフィニトリ/
/ P.94 – Read and Think (1) / 海斗はキャンペーンについて調べたことをスピーチしています。
[仮定法(If + S + 動詞過去形)]
[主語を後置修飾する関係代名詞]
─ 後置修飾について ─
この長文読解セクションでは[仮定法]に加えて、[後置修飾]の文が多用されている。
英語の本質はこの[後置修飾]と言ってもいいくらいなので、ここではこの説明をしたいと思う。
[後置修飾]は日本語システムと英語システムの大きく異なる点でもあり、リーディング(黙読)の時、これを日本語の様に後ろから訳してはいけない。
それをやっていると英語は上達しない。
試験問題で「日本語に訳しなさい。」と言われたら仕方なく日本語らしく書く。
「意味がわからないことを言ってる」と思われている気がするけど、具体的に以下で説明する。
[後置]だから”後ろから訳す”ではない。英語だって日本語だって頭から語順の通りに理解するものだ。
あと、ここの”New Words”は、日本語訳がすでに書いてあるので全部は触れない。必要だと思ったらここでも触れよう。
“life without school” <前置詞>による[後置修飾]。
例えば、これを読むときは「人生(生活)」->「付属していない」->「学校」と言う順番で頭の中で絵を描く。
これを全部最後まで読んでから、後ろから「学校のない人生(生活)」と訳して頭に絵を描いて納得するのでは─
遅い。
リスニングでは置いていかれる。
同様に以下も<前置詞>による[後置修飾]。
もう、そればっかり。英語は。
“information through books …”
“parts of ..”
同じように語順通り頭からイメージする練習をしよう。
“illiterate” <形容詞>「読み書きのできない」。発音アクセント注意。/イリタレイト/
“children living like this” <動名詞>による[後置修飾]。
<動名詞>による[後置修飾]も頻繁に見られる。
この<動名詞>の意味上の主語が誰なのか?は時々難しいことがある。
けど、そのわかりづらいのは話す人の責任だったりする。
この文では”living”しているのは(主語は)直前の”children”。
「こどもたち」->「住んでいる」->「のように」->「この」
この文は関係代名詞が省略されている、と思ってもいい。
“Children who are living like this”
でも同じ意味。
“encourage A to B” <句> 「A(人/物)にBするように促す(励ます)」
“make”は強制感や無機質感あるけど、”encorage”は自主的にやる感じかつウエットな感じ。
“most of …” <代名詞句> として。「ほとんどの」
“most backpacks”とすると「世の中のカバンのほとんど」の意味になってしまう。
“be ready for …” <慣用句>「用意ができている」。
“ready”は「レディー」で日本語になってる。後には前置詞の”for”を使う。
“in the open air” <慣用句> 直訳すれば「開かれた空間の中で」
“air”は「(地球上の)空気」だが、そこから「閉じ込められていない地表」的な意味でも使う。
“the open air”と”the”が付いているので、「そこの屋外」
「学校の校舎がない地域では、子供達は屋外でランドセルを机として使えるのです。」
“from one A to another (A)” <慣用句> 「1つのAからその他の(A)まで」
これもよく使われる表現。ひとつのものから次のものへ、数珠つなぎに現象が起きている感じ。
本文では、”A”は”contry”で、また”another”の後ろの”country”は繰り返しになるので省略する。
“all around the globe” <句> 「地球上のどこでも」
“all”は<副詞>的に「全て」の意味で”around the globe”を修飾(強調している)イメージ。
“only lines on a map” <句>「ただの地図上の線」
ここの文脈では “only” ではなく “just” のほうがいいと思われる。
“only” の<形容詞>は量的数的に「たったの」「唯一の」というニュアンスであって、「単なる」ではないと思う。
「線画アート」であれば “artwork with only lines” でいいだろう。「線だけで描かれた絵」
先生に聞いてみて欲しい。
/ P.95 – Read and Think (1) /
<<右側:2ページ目>>
“depend on …” <句動詞>というほどでもないが、「〜を(信頼して)頼る」「〜によってコントロールされている」
便利な単語で、日本人が大好きな言葉。こればっかり使ってしまいがち。
prefix<接頭辞> “in”が頭についた<形容詞>は、反対の意味になって
”independent” <形容詞>「独立した」
“independ”という<動詞>はなぜか、ない。
“Many things that …” 「いろいろな物」と言ってから<関係代名詞>”that”を使って[後置修飾]。
“that=many things”は[目的格]で直後の”we see”の目的語。
[目的格]の”that”だけど省略しないの?
この場合は自分ならやっぱり省略しない気がする。省略した表現も違和感はないが。
“such as …“「例えば」
“for example“「例えば」
“like …“「例えば」
「例えば」三連発。同じ言い回しをしたくないので表現を変える。
“If we didn’t … , fried chicken would be …” [仮定法過去]
“many products that are sold …” <関係代名詞>による[後置修飾]。
「多くの製品」->「売られている」->「日本の会社によって」
“that=many products”は主語。
ここからは余談。
“many products sold by …”のように、”that are”を省略する文章にもできる。
形としては<過去分詞>による[後置修飾]という呼び方になるが、意味は少し変わってしまう。
これだと「日本の企業に売られた多くの製品」と過去の話になってしまう。今はどうか分からない。
なので<現在分詞>を使った受動態の[後置修飾]にすると同じ意味にできる。
“many products being sold by …”
とすると関係代名詞を使わなくても表現できる。
“no exception” <句>「例外なく」。よく使われる表現なので覚えておく。
ただし強い意味があるので人に対しては使わないようにする。政治家や社長なら別。
事実に対して使う。
“interdependent” <形容詞>「相互に依存した」。/インタ-ディペンデント/
<接頭辞>の”inter”で「お互い」とか「間の」という意味が付加される。
インターネット、インターナショナル、インターセプト、インタラクト、インターセクション
などなど、日本語でもいっぱい。
“It’s A for B to do C” <慣用節>「B(人)にとって、CをすることはAである。」
これもよく出ててくる表現。
“To continue helping each other is necessary.”でもいい。けど主語が長い。
だから「必要なこと」”It is necessary”と先に言ってしまう表現方法。
「私たちにとって必要」だから”for us”と続けて、そのあとに<to不定詞>をさらに続ける。
■ Let’s Talk (3) 食品の選択
/ P.99 / ─賛成する・反対する─
ここでは、ある考え(thought)に対して、賛成(agee)や反対(I not sure)の表現。そう思う理由(Reason)を述べる練習をする。
都立入試や英検の英作文ではこのページで扱う、
”自分の考えを述べる”
+(プラス)
”なぜそう思うか理由を述べる”
という2段階の作文方法を学んで、取り入れると良いと思う。
言い回しや表現など。
domestic <形容詞>「国内の」。もともとは「家庭内の」という意味。
cheap(er) <形容詞>「安い」
本文では “cheaper” 以下の “than imported ones” は省略されている。
in season <副詞句>「旬で」。季節(シーズン)の中にある、ということで。
seem <動詞> 「〜のような印象を受ける」
“look” が「〜に見える」、”sound” が「〜に聞こえる/響く」と同じカテゴリー。
transport(ing) <動詞>「乗り物で人や物を運ぶ」
food mile(s) <句><イギリス英語>「フードマイル」
食物で、生産地から消費地までに必要な輸送距離をいうらしい。移動のための必要な燃料を環境への影響と捉える。
point <名詞> 「ポイント」。ここでは「主張」とか「アイデア」の意味。
agree <=> disagree <動詞> 「同意する」<=>「同意しない」
“disagree” は日本語訳同様に「同意しない」と言い切るので、かなり強い言い方になる。
だからこれを実際に使うと、だいたい言われた方は怒る。
テレビの討論番組や国会中継さながらの敵対的な雰囲気になる。ひろゆきやホリエモンの空気感になる。
だから日常では教科書にもあるように、
“I’m not sure, but …” 「自分にはよくわからないけど…」
とか
“You may be right, but …“「多分あなたの言ってることは正しいのかもね、だけど…」
のような日本語にもある婉曲的な言い回しを使う。
”英語は言いたいことをはっきり言う”と言うのはかなり間違った認識だと思う。
人種が多様な国では、自分の発言は慎重にしておかないと誤解を生むし物理的に傷つく可能性が高い。
agree with A <句> 「Aと同じ意見である」
besides <副詞> 「(それに)加えて」「さらに」
■ Grammer (4) 仮定法
■ Stage Activity 3 – Let’s Have a Mini Debate
/ P.102 – / 主張とその理由を明確にしながら…
mini debate <名詞> 「ミニディベート」。学校などで模擬的に行われる、少人数でのディベート。
「ディベート」は「ディスカッション」よりは、フォーマルで賛成反対の対立軸が強い討論、ということになる。
judge <名詞> 「裁判官」。ここでは「判定者」の意味。
/ アメリカ人留学生の書いた文章 /
前半に[後置修飾]が2箇所出てくる。まずは4行目から、
“… great things about Japan that I like … “
関係代名詞による後置修飾。 “that” は 直前の “Japan” の代名詞ではない。その前の “great things” を指している(目的格の代名詞)。
そしてその後に、好きなことを挙げている。
2つ目は最後から2行目、
“… the variety of goods sold in Japan …”
“sold” は “sell” の過去分詞型で手前の “goods” を後ろから説明している。
“amazing” だと言っているのはグッズの多種多彩さ。
colorful <形容詞> 「カラフルな」
negative <形容詞> 「ネガティブな」「望ましくない」
side(s) <名詞> 「(考えや見方の)側面」
“… the crowded train.” で「満員電車」。後置修飾にすると、
“… a train crowded with …” 「〜で満員の電車」
こうすると、この後に色々な語句を付け足して文を続けることができる。
“I can’t stand a train crowded with people who are getting on to work for their company not only in the morning, but also in the evening after they …”
まだ続けられる。
このように後置修飾を使うと延々続けられる。
ちなみに<動詞> “stand” は<口語>で「耐える」「我慢する」という意味がある。
“can’t stand” で「我慢できない」「耐えられない」
ただ、ここでは満員電車だけに「立っていられない」という本来の “stand” の意味とダブルミーニングっぽい。
wear <動詞> 「着る」
uniform(s) <名詞> 「ユニフォーム」「制服」
/ P.103 /
eat out <句動詞> 「外食する」
countryside <名詞> 「田舎」
not … at all <句> 「全然(全く) … ではない」
/ P.104 / STEP (3)
ここでは、実際にディベートの具体的な例文が書かれている。
その中でも特に前半の[主張]と書かれている部分─
“We think (don’t think) that ….”
“We have two reasons.”
“First, …. Second, ….”
という書き出し方は、英検3級、準2級のライティング問題でそのまま使える表現。
「自分はこう思う」=>「二つの理由がある」=>「1つ目は…」=>「2つ目は…」
という組み立て。ぜひ覚えて役に立てよう。
move on <句動詞> 「先に進む」「次に移る」
announce <動詞> 「公式に発表する」「アナウンスする」
■ Let’s Read (2) Power Your Future
■ Let’s Read (3) A Graduation Gift From Steve Jobs
■ 関連参考書
■ 引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON English Course 3(中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版
『NEW HORIZON 3』令和3年度版
東京書籍 発行
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