第22回 中2ユニット2:P19- P28『ニューホライズン2』単語,文法ガイド

『New Horizon』シリーズ目次
中学英語と高校入試(カテゴリー)
旧2021令和3年度版(2ページ目)

新年度のスタートダッシュを少し…、だけど辞書を引く時間は何とかしたい。あと文法もちょっと話を聞きたい。

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。第22回は─中学2年『New Horizon 2』から

・ユニット2
・19ページから28ページ

までを解説します。

前書き、使い方

新単語は以下のような”凡例(ルール)”したがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase <句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

『ニューホライズン 2』
─ 2025年版 目次 ─

p.19
 Unit.2 – What is local food?

p.22
 Unit.2 – Read and Think

p.26
 Unit.2 – Unit Activity
 Grammar (2) – 接続詞

p.28

Unit.2 – What is local food?

ユニット2では<接続詞>を学ぶ。3つ。

・「〜の時、…である。」when
・「もし〜なら、…である」if
・「…である。なぜなら〜」because

<節>と<節>を接続する役割をする。表現のし方は2種類ある。

1)<接続詞><節1>, <節2>
2)<節2> <接続詞> <節1>

[ 接続詞 when ]
[KS-5] When I go …, I order …
( I order … when I go … )

パート1では接続詞 when から。「〜の時、ーする。」(文頭に when)

あるいは英語らしく逆にして「ーする。〜の時は」(文中に when)のパターンもある。

「映画を見るときはいつも何か食べている。」
・When I watch movies, I always eat something.
・I always eat something when I watch movies.


especially:<副詞>「特に」

order:<動詞>「注文する」「オーダーする」

topping:<名詞>「トッピング」

various :<形容詞>として、「(異なった)さまざまな」

flavors:<名詞>「風味」「フレーバー」

actually:<副詞>「実際には」

soy sauce:<名詞>「しょうゆ」。soy は soybean で「大豆」

salt:<名詞>「塩」

and so on:<句>「などなど」。そして(and)、そういうのが(so)、続く(on)

[ 接続詞 if ]
[KS-6] If you …, you can …
( You can … if you … )

パート2は<接続詞>の “if” 「もし」を使った表現。
if の場所は同じように文頭だったり文中だったり。

「もし明日雨なら、家で映画を見よう。」
・If it’s rainy tomorrow, I will watch movies at home.
・I will watch movies at home If it’s rainy tomorrow.

If 節の中には will は入れない。雨降るのは明日だけど。その代わり will watch にする。


speech:<副詞> 「スピーチ、演説」

sometime:<副詞> 「いつか」「機会があれば」

if:<接続詞> 「もし〜なら」

I’d love to …:<慣用節>「喜んで(〜させてもらいます。)」

add:<動詞>「加える、追加する」

butter:<名詞>「バター」

Unit.2 – Read and Think 1

[ 接続詞 because ]
[KS-7] I like … because …
(Because …, I like …)

次の<接続詞>は “because”

何かを言った後「なぜなら」と理由を言いたい時。使い方は if や when と同じ。

「その映画行く。すごい興味あるし。」
・Because I’m so interested in the movie, I will go out to watch it.
・I will go out to watch the movie because I’m so interested in it.


be interested in …:<慣用句> 「〜に興味がある」。

─ 興味がある = 興味を持たされる ─

以下は年末頃に習う話だけど─

“interest” は<動詞>で「興味を持たせる」と言う意味になる。だから自分が興味を持った場合、英語では

「興味を持たされる」

と<受け身>で考える。

この時 interest は interested という<形容詞>形に変化する。

それから続けて「〜に」にあたる<前置詞>に “in” を使うのもちょっと不思議な感じがするかもしれない。自分はする。

ちなみに「興奮する」もこの<受け身>パターンで、
“be excited about …”
という形で使う。<動詞>の “excite” は「興奮させる」という意味のため。

foget:<動詞>「忘れる」

kind(s):<代名詞> 「種類」。似たような用語は、”sort”、”type”、”variety” も「種類」。

kind(s) of …:<句> 「〜の種類」。”kind” は「種類」で何の種類か分からない。だから “of” 以下で「何」かを説明する。of は「の」と訳す。

“Curry and rice is a kind of curry recipes.”
「カレーライスはカレーレシピのひとつです。」

miso-based:<形容詞>「味噌ベースの、味噌を元にした」。前に出てきた onion-shaped と同じ変形方法。
base は<動詞>で「ベースにする、基礎とする」

It stays warm:「それ(味噌ベース)は温度が保たれる(冷めにくい)」

because :<接続詞> 「なぜなら」

thick :<形容詞> 「厚い」「密度の高い」という意味から、料理では「とろみ」を表すときに使う。「味噌ラーメンのスープはとろみが強い。」

recommend(ed) :<形容詞> 「おすすめされた、おすすめの」。recommendが<動詞>の形で「すすめる」。この場合のrecommended は過去形ではない。


<過去分詞>という変化形で<形容詞>になる。なので<名詞>の topping を修飾している。

manufacturer(s):<名詞>「製造業者、メーカー」。大量生産をするような生産者をいう。

early:<副詞>「早くに」

Unit.2 – Read and Think 2

[ 接続詞 that ]
[KS-8] I think that …

このユニット最後は<接続詞>”that”。

“that” には色々な意味と用法があって大変なのだが、<接続詞>としての用途もある。

ここでは “think that …” として「〜と考える」という使い方をしている。
またこの “that” はよく省略され、本文でも省略されている。

「自分はその映画はいいと思った。」
・ I thought that the movie was good.
・That the movie was good, I thought.(x 言わない)

that の場合は節をひっくり返さない。<接続詞>that は他にも

・He said that …
・You know that …
・I hope that …
・It’s so hard that …

などなどで、that以下を発言したり、望んだり、嘆いたりする。


come from … :<句動詞> 「〜が発祥」「〜がオリジナル」。「日本から来ました。」という時に使うこの表現。少し意味拡張して使うことができる。

reflect:<動詞>「反映する」「反射する」

climate(s):<名詞>「気候」

lives(<=life):<名詞>「生活、生き方」

creativity:<名詞>「創造力、クリエティビティ」

chef(s):<名詞>「料理人、シェフ」

Here is …:「ここに〜がある」。here は<副詞>ここに。

foreign:<形容詞>「外国の」

variation(s):<名詞>「少し変えたもの、バリエーション」

create(d):<動詞>「創作する、生み出す」

sauce:<名詞>「ソース」

change(s):<動詞>「変わる、変化する」

name A after B :<句動詞> 「BにちなんでAと名付ける」

ingredient:<名詞>「(特に料理の)材料、素材」

Unit.2 – Unit Activity

イチオシ当地グルメを紹介しよう。

料理関係の単語をまとめて知る良い機会。覚えられなくても。


bone-based:<形容詞>「xx骨ベースの」。また出てきた -xx(ed)

rich taste:「濃厚な」は rich を使う。

firmness:<名詞>「硬さ」。firm で「硬い」という<形容詞>

creamy:<形容詞>「クリーミーな」「クリーム色の」

ginger:<名詞>「しょうが」「ジンジャー」

extra noodles:「おかわり」「追加の麺、替え玉」

Real Life English (Speaking)

旅行先で許可を求める・依頼する

ask:<動詞>「頼む」「尋ねる」

favor :<名詞> 「好意」

ask … a favor :<慣用句> 「(人)に好意をひとつ伺う」「ひとつお願いがある」

could:<助動詞> 「(〜して)いただけますか?」。疑問文で使った時の意味で Can you …? のより丁寧バージョン。

また could は can の過去形なので肯定文で使って「できた」という表現ができる。3年で習う。

traveler:<名詞>「旅行者」

Say cheese! :<慣用句> 「(写真を撮るときの)はいチーズ!」

resident:<名詞>「(そこに住んでいる)住人」「レジデント」。residence は「豪華な住居」

menu :<名詞> 「メニュー」

may :<助動詞> 「(〜しても)よろしいですか?」。これも疑問文で使ったときの意味。肯定文では異なる。

─ いろんな意味の may ─

この助動詞は使い方と意味が3パターンある。

(1) 本文にあるように疑問文で使って相手の許可を求める場合。

(2) 肯定文で使うと「〜かもしれない」という意味で使える。
例えば
“That may be true.”
「それ本当かもしれない。」
後で習う。

(3) それから倒置文で使うと「〜でありますように」という願望を表現できる。改まった席での表現だけど。
“May she rest in peace.”
この表現は高校以降で習う。

GRAMMAR (2):接続詞

>>>接続詞 〜文をつなげる〜


以上、第22回『ニューホライズン2』ユニット2

関連図書:


ワーク&テスト ニューホライズン 2年

引用元:


東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 2 [教番:英語002-82]

東京書籍 発行

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