第6回 中1 – Unit.8,9(P.77〜P.100)『NEW HORIZON 1』単語・文法ガイド
文字数が多くなったので、ページの分割再構成をしました。
ググった時とタイトルや内容が異なっている時は、すいませんが
あるいは
の一覧からお願いします。

教科書和訳する時間の、ほとんどが辞書を引く時間になってる…
中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。
第6回は─
中学1年『New Horizon 1』の
・ユニット8(unit8 へジャンプ)
・ユニット9(unit9 へジャンプ)
77ページから100ページまでを解説します。
中1用は全部で12のユニット(Unit.0からUnit.12)構成です。
このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon(東京書籍)』の”New Words” 欄の用語説明と解説をしています。
ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”等もNewWordsがあれば掲載しています。
その他のユニットは以下のリンクからどうぞ。
あるいは
前書き、使い方
(前書き・使い方を飛ばして目次へ)
教科書を見ながら、このページをお読みください。
ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。
従って本文の掲載はしていません。
またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ
をいちど目を通しておいてください。
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s):<品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase:<句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。
そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
ラッキー。
Unit.8 – A Surprise Party
p.77
surprise <(修飾)名詞>として、「びっくりすること、もの」
party <名詞> 「パーティー」
“surprise party” は、「サプライズパーティ」としてもはや日本語化されている。
この時の”surprise”は<形容詞>ではなく<名詞>。その後ろの”party”も<名詞>。
だから<名詞>が二つ並んでいることになる。
だけど日本語でも使う用法。
「チキン+サラダ」、「牛+丼」、「味噌+ラーメン」… 食べ物の例ばかりだが。
「フェイス+マスク」とか。
いずれも先の名詞が後の名詞を修飾(説明)している。
<冠詞><限定詞>(ここでは”a”)を忘れないこと。
p.78
Preview
p.79
– Story (1) /
ある土曜日、海斗がメグに電話をかけました。
[現在進行形] [KS-31]
ユニット8では、”今現在やっていること” 「〜をしている」の表現方法を学ぶ。
ページ下の [Key Sentence 31] を見ながら読んでほしい。
上の段の
<主語> + <動詞>
はこれまで習った文の形で「テレビをみます。」という現在の意味。
に対して下の段の文は、
<主語> の次に<be動詞>を置いて、
そしてその後ろに、元の<動詞>の語尾に “ing” をつけたものを置いている。
これで、「見ています。」という今進行している状況を説明できる。
What’s up?:<慣用文><口語>「どうしたの?」。親しい間柄で使う。
“What’s wrong?” や
“What is happening?”
という意味で使われ、これらの方が一般的。
tomorrow:<名詞>「明日」
free:<形容詞> 「フリー(自由)な」
video game:<名詞> 「(コンピューター)ゲーム」
sound like …:<慣用句>「…(な感じ)だね」
“sound”の<動詞>は「響く」。そこからイメージ展開して
「(聞いた時に)特別にある印象を与える」という意味でよく使う。
“like”は<前置詞>で「〜のような」
“Sounds like fun.”
本文でもそうだけど、文は主語 “It / That” が省略されている。
だから、”sound”じゃなくて三人称単数現在形の”sounds”にする。
普通はそうして主語を省略することが多いけど、主語の内容を強調したい時とか省略しないこともある。
“It / That” が指すものは、直前の「新しいゲームを一緒にする」こと。
That sounds like fun.
「それ(ゲームすること)は、面白そうな響きです。」(直訳)
「それ楽しそうだね。」(意訳)
「それ楽しそう」(超意訳)
「それいいね」(超超訳)
Itではないけど「それ」と訳してよい。
forward:<副詞>として、 「前方向に」「(時間的に)先々に向かって」
アクセント位置注意。/フォーワード/
look forward to A:<慣用句>「Aを楽しみにしている」
直訳は「Aという未来の出来事を(期待して)見ている」
“look”には「見る」から派生して「信頼する」とか「準備(期待)する」というニュアンスもある。
See you.:<慣用文> <口語>「またね」「じゃあね」
“I’ll see you.”の略で、主語と助動詞 “I will” が省略されている。
then:<副詞> ここでは「そしたら」とか「その時」という意味。文の最後に足して会話を終わらせる感じ。
bye:<短縮形> <感嘆詞> goodbyeの略「じゃあね」
p.80
– Story (2) /
翌日、海斗の自宅での様子です。
[現在進行形の疑問文] [KS-32]
ここでは現在進行形の疑問文について見ていく。
<be動詞>を使った文では、疑問文を作る時は<be動詞>を先頭に持っていくのだった。
Are you <動詞>+ing?
この疑問形は Yes / No で答えられるタイプだった。
あとは <疑問詞> “What” などが先頭にくる
What are you <動詞>+ing?
パターン。
こっちは何をしているかを聞かれれるので、それに答えるパターン。
以上2つの形。
decorate, decorating:<動詞> 「飾り付ける」。アクセント位置注意。/デコレイト/
prepare, preparing:<動詞>「準備する」。/プリペア/
say:<動詞> 「言う」
”talk”、”speak”、”tell”など、似たような言葉。
メグのためにビデオを撮っていて、それに向かって何かを言うという状況。
「何かひとこと言って」は “Say something.” がぴったりな表現。
forever:<副詞> 「フォーエバー」「永遠に」「ずっと」
Happy birthday!:<間投詞> 言わずと知れた「ハッピーバースデー」
“May you have a happy birthday.”の略。この文は倒置形と言われるかたちで疑問文ではない。
“May you have”で人を願う時に使う。「どうか〜でありますように」という宗教的な雰囲気を持った意味がぴったり。
p.81
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティング。
現在進行形の練習。
p.82
– Story (3) /
メグがやってきました。
[感嘆文] [KS-33]
ストーリー3では <疑問詞> を用いた <感嘆文> を習う。
感嘆する表現
「なんてかわいい犬!」とか「なんて素敵なの!」
みたいなやつ。このとき以下のような<疑問詞>を使う。
How + <形容詞> !
What + <名詞句> !
nice とか beautiful とかの<形容詞>の時は
how
cute dog とか beautiful flowew とか <名詞> が後ろにつく時は
what
を使う。
quickly:<副詞>「早く」
happen(ing):<動詞> 「起きる」「行われる」
goodness:<名詞> 「道徳心」
Oh, my goodness!:<感嘆句> 「おや」「まあ」「わあ」。驚いた時に向こうの人は使います。品がいい感じ。
ここでの”goodness”は、”Oh, my God!” の”God” の代わりです。
forget:<動詞> 「忘れる」
How nice! <感嘆句> 「なんて素敵な!」
“nice” が <形容詞> なので “how” を使う。
course:<名詞> 道や空、海や川などの「コース」「ルート」。そこから派生して「(状況に対応するための)手順や方法」
of course:<慣用句> 「もちろん」。上記の”course” から、もともとは「状況通りのコースにある」という意味から。
What a cute bag! <感嘆文> 「なんて可愛いバッグ!」。
“bag” が <名詞> なので “what” を使っている。
You’re welcome.:<間投詞> 「どういたしまして」
“welcome” はここでは<形容詞>で「歓迎されている」といった意味。
p.83
Unit Activity
学校生活の一場面をレポートしよう
ここでも進行形の練習が主となる。
校内で行われていることを調べる。=>
Who am I? クイズをやる。=>
発表する。
Let’s Write (1) – お祝い ─ グリーティングカード ─
p.84
グリーティングカードの書き方を学ぶ。
dear:<形容詞>「親愛なる〜」。
親しい人に向ける手紙の冒頭に、相手の名前の前につける。
wish(es):<名詞>「幸運」
Best wishes for …:<慣用句>「〜に最高の幸運を」くらいの意味。
あまり日本語には訳しづらい。
soon:<副詞>「すぐに」
Get well soon!:<慣用句>「はやくよくなってね!」
“well” は良い状態。”get” は「手に入れる」。
Happy New Year!:<慣用句>「ハッピーニューイヤー」。日本語になってる。
p.85
学び方コーナー (4)
単語のつづりと発音 (2)
Grammer (6) – 現在進行形
p.86
現在進行形 〜今していることを伝えよう〜
現座進行形の構造は
be動詞 + 現在分詞(…ing)
で、この時現在分詞のスペルにはいくつかの例外がある。
現在進行形の使い方としては、
A. 現在起きていることを表現するとき。
B. 必ずしも目の前で起きていないが、どこかで起きている現象を表現する時。
C. 近々予定されている約束を表現するとき。ただし予定時期を明記すること。
ということになる。
Unit.9 – Think Globally, Act Locally
p.87
act:<動詞> 「行動する」
globally:<副詞> 「世界的に」「全体的に」。発音は、/グロウバリィ/
もともとは、”globe” <名詞>で、「地球」「丸いもの」。
それを<形容詞>にすると、”global” 「世界的な」「全体的な」
ちなみに野球とか手袋とかのグローブは、”glove”で発音は/グラヴ/
locally:<副詞>「身の回りで」「ローカルに」。
こっちも、”local”<名詞>「近所」、”local”<形容詞>「身近の」から。2つのスペルは同じ。
p.88
p.89
– Story (1) /
メグは自分が目標とする人について・・・
[to不定詞の名詞的用法] [KS-34]
“want to …”「〜したい」、”try to …”「〜しようとする」、”need to …”「〜が必要である」
という表現方法を学ぶ。例えば、
「助けたい」=「助けること」+「したい」
英語ではひっくり返して
「したい」+「助けること」
“want” + “to help”
とする。目的語の「助けること」は <名詞句> なので”名詞用法”なる名前がついている。
なので、to不定詞の形容詞的用法や副詞的用法なども今後出てくる。
cousin:<名詞> 「いとこ」
work(s):<動詞> 「働く」
as:<前置詞>として「〜として」。
in need:<後置修飾句>「必要としている」。
後ろから”people”に追加情報を与えている。「必要としている人たち」
何を「必要としている」人たちなのかは、その前の文に書いてある。
省略せずに書くと、”in the condition of needing doctor(help)”「医者(助け)を必要としている状態にある」
また、前置詞”in”にはこの様に「状態」や「状況」を表現できることを覚えておこう。
Kenya:<固有名詞><国>「ケニヤ」。
緯度的にはアフリカの真ん中。赤道から東に進んだところにある。国の東側はインド洋に面している。
sick:<形容詞>「病気の」
do her best:<慣用句> 「(彼女の)ベストを尽くす」。
この表現、辞書とかでは”do one’s best” の形で書いてあると思う。
“one’s”のところには、誰がベストを尽くすのかによって
“your”でも”his”でも”my”でも”our”でも”their”でも”its”でもいい。
p.90
– Story (2) /
メグは、海斗と一緒にイベントに。
[to不定詞の疑問文] [KS-35]
シーン2では、want to, need to, try to などの動詞の疑問文、否定文の作り方。
”want to 動詞” をひとかたまりの動詞と見ると、普通の疑問文や否定文と同じやり方でいい。
listen to:<句動詞> 「〜に耳を傾ける」「聴く」。
“listen”は意識して聞く態度。”hear”は「聞こえる」感じ。
presentation:<名詞> 「発表」「プレゼンテーション」。アクセントは”テ”にある。
main:<形容詞> 「メインの」
later:<副詞>「後で」。
“late”「遅れる」の<比較級>。”late”は今「遅れた」感じ。”later”は未来の「遅れよう」「遅らせよう」の感じ。
“I’m sorry I’m late.”「おくれてごめん」
“We will go there later.”「そこはあとで行こう」
ethnic:<形容詞> 「民族の」「エスニック」。「西洋ではない」と言う意味でも使う。
line:<名詞> ここでは「人や物の列」と言う意味。
in line:<慣用副詞句> 「列になって」。
前ページの”in need”と同じ使い方。「〜な状態」を表すのに前置詞”in”を使っている。
late:<形容詞> 普段より/予定より「遅れている」。上記の”later”参照。
“Please don’t be late.”「遅刻しないでね」
get to:<句動詞> ここでは「〜にたどり着く」という意味として。
本文では”We need to go to the stage.”のように”go”を使わずに”get”を使っている。
これは、エスニック料理もいいけどどうしても発表を聴きたい、ということから。
「多少の困難や抵抗がるけどなんとかする/手に入れる」というニュアンスが”get”には含まれている。
「ゲットする」という日本語にもなっているが、なにか自分から働きかけて手に入れるという意味が含まれている。
understand:<動詞>「(意図を)理解する」
p.91
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティング。
”want to 動詞” の使い方を練習する。
p.92
Story (3) /
メグと海斗は、メインステージでの発表を聞いています。
[look + 形容詞] [KS-36]
ここでは「〜に見える」という言い方を学ぶ。
“look + 形容詞” の使い方。
children = child:<名詞>「子供達」。
“child”の複数形は”+s”ではなくて不規則(イレギュラー)に変化する。
well(s):ここでは<名詞>の「井戸」。
「良い」とか「上手に」とかの”well”とスペルも発音も同じ。
“They look happy.” <文>「彼ら(子供たち)は楽しそうに見える。」
このページのキーセンテンス「〜に見える」。受け身的な表現だけど、英語ではこういう表現をする。
“look”は<動詞>で「〜のような印象を与える」という意味がある。
少し前にunit.8(サプライズパーティー)のStory-1で、
という表現があったけど、この”sound”も「〜の音が特別な印象を醸(かも)し出す」
という意味があった。
“look”は見た感じの印象、”sound”は聞いた感じの印象を主観的に自分の感覚として表現できる。
on the other hand:<慣用副詞句> 「一方では」。
直訳すれば「その反対の手の上には」
village(s):<名詞> 「村」
collect:<動詞> 「集める」という意味から「(必要だから)取ってくる」という使い方もする。
本文は「水を汲んでくる」と訳せる。
for a long time:<慣用副詞句> 「長い時間」。
時間の長さを示したい時、その時間表現の前に<前置詞> “for”を置く。
元の「のために」意味で、「長い時間のために(向けて)歩く。」
と直訳しても、意味はまあ分からないこともない。英語はそういうふうに考える。
volunteer:<名詞>「ボランティア」「無償奉仕活動」。
アクセント位置注意。/ヴォランティア/
build(s):<動詞>「建設する」「造る」
money:<動詞> 「お金」「資金」
p.93
Unit Activity
ポスターを作ろう。
ポスターの内容を考える。=>
内容についてたずね合う。=>
実際にポスターを書く。