第18回 中1ユニット8:P91- P102『ニューホライズン1』単語, 文法ガイド
このページは旧版(令和3年版)です。
Unit.8 – A Surprise Party
p.77
surprise <(修飾)名詞>として、「びっくりすること、もの」
party <名詞> 「パーティー」
“surprise party” は、「サプライズパーティ」としてもはや日本語化されている。
この時の”surprise”は<形容詞>ではなく<名詞>。その後ろの”party”も<名詞>。
だから<名詞>が二つ並んでいることになる。
だけど日本語でも使う用法。
「チキン+サラダ」、「牛+丼」、「味噌+ラーメン」… 食べ物の例ばかりだが。
「フェイス+マスク」とか。
いずれも先の名詞が後の名詞を修飾(説明)している。
<冠詞><限定詞>(ここでは”a”)を忘れないこと。
p.78
Preview
p.79
– Story (1) /
ある土曜日、海斗がメグに電話をかけました。
[現在進行形] [KS-31]
ユニット8では、”今現在やっていること” 「〜をしている」の表現方法を学ぶ。
ページ下の [Key Sentence 31] を見ながら読んでほしい。
上の段の
<主語> + <動詞>
はこれまで習った文の形で「テレビをみます。」という現在の意味。
に対して下の段の文は、
<主語> の次に<be動詞>を置いて、
そしてその後ろに、元の<動詞>の語尾に “ing” をつけたものを置いている。
これで、「見ています。」という今進行している状況を説明できる。
What’s up?:<慣用文><口語>「どうしたの?」。親しい間柄で使う。
“What’s wrong?” や
“What is happening?”
という意味で使われ、これらの方が一般的。
tomorrow:<名詞>「明日」
free:<形容詞> 「フリー(自由)な」
video game:<名詞> 「(コンピューター)ゲーム」
sound like …:<慣用句>「…(な感じ)だね」
“sound”の<動詞>は「響く」。そこからイメージ展開して
「(聞いた時に)特別にある印象を与える」という意味でよく使う。
“like”は<前置詞>で「〜のような」
“Sounds like fun.”
本文でもそうだけど、文は主語 “It / That” が省略されている。
だから、”sound”じゃなくて三人称単数現在形の”sounds”にする。
普通はそうして主語を省略することが多いけど、主語の内容を強調したい時とか省略しないこともある。
“It / That” が指すものは、直前の「新しいゲームを一緒にする」こと。
That sounds like fun.
「それ(ゲームすること)は、面白そうな響きです。」(直訳)
「それ楽しそうだね。」(意訳)
「それ楽しそう」(超意訳)
「それいいね」(超超訳)
Itではないけど「それ」と訳してよい。
forward:<副詞>として、 「前方向に」「(時間的に)先々に向かって」
アクセント位置注意。/フォーワード/
look forward to A:<慣用句>「Aを楽しみにしている」
直訳は「Aという未来の出来事を(期待して)見ている」
“look”には「見る」から派生して「信頼する」とか「準備(期待)する」というニュアンスもある。
See you.:<慣用文> <口語>「またね」「じゃあね」
“I’ll see you.”の略で、主語と助動詞 “I will” が省略されている。
then:<副詞> ここでは「そしたら」とか「その時」という意味。文の最後に足して会話を終わらせる感じ。
bye:<短縮形> <感嘆詞> goodbyeの略「じゃあね」
p.80
– Story (2) /
翌日、海斗の自宅での様子です。
[現在進行形の疑問文] [KS-32]
ここでは現在進行形の疑問文について見ていく。
<be動詞>を使った文では、疑問文を作る時は<be動詞>を先頭に持っていくのだった。
Are you <動詞>+ing?
この疑問形は Yes / No で答えられるタイプだった。
あとは <疑問詞> “What” などが先頭にくる
What are you <動詞>+ing?
パターン。
こっちは何をしているかを聞かれれるので、それに答えるパターン。
以上2つの形。
decorate, decorating:<動詞> 「飾り付ける」。アクセント位置注意。/デコレイト/
prepare, preparing:<動詞>「準備する」。/プリペア/
say:<動詞> 「言う」
”talk”、”speak”、”tell”など、似たような言葉。
メグのためにビデオを撮っていて、それに向かって何かを言うという状況。
「何かひとこと言って」は “Say something.” がぴったりな表現。
forever:<副詞> 「フォーエバー」「永遠に」「ずっと」
Happy birthday!:<間投詞> 言わずと知れた「ハッピーバースデー」
“May you have a happy birthday.”の略。この文は倒置形と言われるかたちで疑問文ではない。
“May you have”で人を願う時に使う。「どうか〜でありますように」という宗教的な雰囲気を持った意味がぴったり。
p.81
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティング。
現在進行形の練習。
p.82
– Story (3) /
メグがやってきました。
[感嘆文] [KS-33]
ストーリー3では <疑問詞> を用いた <感嘆文> を習う。
感嘆する表現
「なんてかわいい犬!」とか「なんて素敵なの!」
みたいなやつ。このとき以下のような<疑問詞>を使う。
How + <形容詞> !
What + <名詞句> !
nice とか beautiful とかの<形容詞>の時は
how
cute dog とか beautiful flowew とか <名詞> が後ろにつく時は
what
を使う。
quickly:<副詞>「早く」
happen(ing):<動詞> 「起きる」「行われる」
goodness:<名詞> 「道徳心」
Oh, my goodness!:<感嘆句> 「おや」「まあ」「わあ」。驚いた時に向こうの人は使います。品がいい感じ。
ここでの”goodness”は、”Oh, my God!” の”God” の代わりです。
forget:<動詞> 「忘れる」
How nice! <感嘆句> 「なんて素敵な!」
“nice” が <形容詞> なので “how” を使う。
course:<名詞> 道や空、海や川などの「コース」「ルート」。そこから派生して「(状況に対応するための)手順や方法」
of course:<慣用句> 「もちろん」。上記の”course” から、もともとは「状況通りのコースにある」という意味から。
What a cute bag! <感嘆文> 「なんて可愛いバッグ!」。
“bag” が <名詞> なので “what” を使っている。
You’re welcome.:<間投詞> 「どういたしまして」
“welcome” はここでは<形容詞>で「歓迎されている」といった意味。
p.83
Unit Activity
学校生活の一場面をレポートしよう
ここでも進行形の練習が主となる。
校内で行われていることを調べる。=>
Who am I? クイズをやる。=>
発表する。
Let’s Write (1) – お祝い ─ グリーティングカード ─
p.84
グリーティングカードの書き方を学ぶ。
dear:<形容詞>「親愛なる〜」。
親しい人に向ける手紙の冒頭に、相手の名前の前につける。
wish(es):<名詞>「幸運」
Best wishes for …:<慣用句>「〜に最高の幸運を」くらいの意味。
あまり日本語には訳しづらい。
soon:<副詞>「すぐに」
Get well soon!:<慣用句>「はやくよくなってね!」
“well” は良い状態。”get” は「手に入れる」。
Happy New Year!:<慣用句>「ハッピーニューイヤー」。日本語になってる。
p.85
学び方コーナー (4)
単語のつづりと発音 (2)
Grammer (6) – 現在進行形
p.86
現在進行形 〜今していることを伝えよう〜
現座進行形の構造は
be動詞 + 現在分詞(…ing)
で、この時現在分詞のスペルにはいくつかの例外がある。
現在進行形の使い方としては、
A. 現在起きていることを表現するとき。
B. 必ずしも目の前で起きていないが、どこかで起きている現象を表現する時。
C. 近々予定されている約束を表現するとき。ただし予定時期を明記すること。
ということになる。
以上『ニューホライズン1』ユニット8,9
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参考書
引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON English Course 1 (中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版
東京書籍 発行