第31回 中3ユニット1:P6- P18『ニューホライズン3』単語,文法ガイド
・『New Horizon』シリーズ目次
・中学英語と高校入試(カテゴリー)
・旧2021令和3年度版(2ページ目)

「中3になったし、受験あるし、早めに教科書は終わらそう。」
と思ってるけどやっぱり単語を調べるのがちょっと・・・、あと文法も・・・
中学教科書『ニューホライズン(東京書籍)』の 単語・用語解説シリーズ。
第15回。ここから3年『New Horizon 3 』全6ユニット。まずは始まりパート
・ユニット0とユニット1
・6ページから18ページまで
を解説します。
見かた、使い方
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) :<品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase :<句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
ラッキー。
『ニューホライズン 3』
─ 2025年版 目次 ─
p.6
Unit.0 – Discover a New Side of Classmates
p.9
Unit.1 – What is special about Japanese pop culture?
p.18
Unit.0 – Discover a New Side of Classmates
p.6, 7
ユニット0は、理子とエディの会話からの読解と会話の練習。
I am into 〜.
で「〜にハマっている」という表現ができる。
<前置詞> “into” が「すっかりその中に入っている」というイメージ。
それから favorite なんかも今風に言えば「推しの」という<形容詞>。
discover:<動詞> 「発見する」
side:<名詞> 「サイド」「側面」
finally:<副詞> いろいろな状況や困難の末、「(そうこうして)やっと」
musical:<名詞> 「ミュージカル」
actor:<名詞> 「役者」「演者」
p.8
ストーリーの主な登場人物
Unit.1 – What is special about Japanese pop culture?
p.9
p.10
– Part 1 /
外国人観光客へのインタビュー結果
[現在完了形(経験)]
[KS-1] I have watched …
ユニット1のパート1。3年の文法の始まりは[現在完了形]。
まずは「〜をしたことがある。」とか「〜を見たことがある。」のような、”経験”を表現する方法を英語ではどう表現するのかを見ていく。
「この映画見た。」
・I watched this movie.
「この映画見たことある。」
・I have ever watched this movie.
現在完了形のとき動詞はいつも have /has にする。その後ろに本来の動詞にed をつけて形容詞化する。
これで「見た(過去)」「ことがある(現在)」の表現になるが、特に ever 「かつて」という副詞が効いて経験を強調している。
fashion:<名詞> 「(服やスタイルなどの)流行」
regional:<形容詞> 「地域の」
been:<動詞> “be”の過去分詞 「(状態)である」
─ 現在完了形(経験)─
「[現在完了]と言われてもどういうこと?」
過去と喋っている今(現在)と両方合わさった表現というか・・・
”完了”とは過去から今までの事を話している感じ。この先(未来)のことは言っていない。
だけど自分たちも日本語で
「〜した/見た(過去形)ことがある(今の話)。」
という言い方をして、過去と現在を混合して現在で完了した経験を表現をしている。
そういう意味ではここは英語と似ている。この過去と現在が混ざった感を英語では
主語(S) + have + 過去分詞 〜
で表現する。今の話をしているので “have” は現在形。
そして[受け身]で使った<動詞の過去分詞>をここでも使う。[受け身]の意味ではないけど。
“have seen …” なら「〜を見たことがある」
それから、経験の話をしているので「前に見たことがある」とか「一度も見たことがない」とかの表現をすると思う。
だから “before” とか “never” は一緒に使うことが多い。
p.11
– Part 2 /
アンケート結果についての話し合い
[現在完了形の疑問文]
[KS-2] Have you ever …?
パート2では[現在完了形]の疑問文の作りかた。そして答えかたを学ぶ。否定分の仕方も。
“ever”とか”never”とかの<副詞>表現も一緒に学ぶ。
「この映画見たことある?」「いや一度もない」
・ Have you ever watched this movie? / No, I’ve never.
「いままで」= ever とか「一度も」= never という表現は[現在完了形]の経験用法となじみがいいのに気づく。
[現在完了形]の疑問文の作り方は、
1) “Have / Has” を文頭に出す。”Do / Does” は使わない。
2)<過去分詞>はそのまま。原型に戻さなくていい。
3)経験を質問する場合 “ever” とか “before” とかをはさむといい感じ。
foreigner(s):<名詞> 「外国人」。発音は /フォリナー/
ever:<副詞> 「これまでに」
have been to:<句>「〜にいったことがある」。どこかに行った経験を表現する典型的な用法。”be” で、「いたこと」がある、というイメージ。
そして話している今はそこから帰ってきて、そこにはいない。「行った」という表現に引っ張られて “have gone to …” とすると「行ってしまった(ここにはいない)」という意味になる。
[現在完了形]の「したことがある」的経験用法ではなくて、「してしまった」的な表現をするための用法になる。こっちは結果用法とも言われる(後出)。
haven’t <= have not:短縮形。[現在完了]の疑問文に対しての答え方は
Yes, I have. とか No, I have not. とか。疑問文同様ここでも “do / does” は使わない。
I’ve <= I have:短縮形。
Unit.1 – Read and Think 1
p.12, 13
– Read and Think (1) /
記事:Anime Goes Global
[SVOC型:使役動詞 make]
[KS-3] … make me happy
ここでは現在完了からいったん離れて、第5文型のSVOC型について、よく使う表現を学ぶ。日本語的には
「その映画は私をハッピーにしてくれる。」
・The movie makes me happy.(SVOC)
というような。
この日本語では「私(を)」「幸せ(に)」というふうに「を」「に」というけれど、英語ではそれらに該当する<前置詞>を使わないでそのまま単語(目的語)を2つ並べるだけ。
この文型は2年でも少しやった。
このような「AをBの状態にさせる」というmakeのような動詞を使役動詞と読んでいる。have/let/get なども同類。
global:<形容詞> 「全世界的な」「グローバルな」。globe で「球体」「地球儀」
genre(s):<名詞>「ジャンル」。音楽や絵画、文学の。
adventure:<名詞>「冒険」「アドベンチャー」
adult(s):<名詞>「大人」
qualiy:<名詞>「品質」「クオリティ」
animation:<名詞>「アニメーション」
drawing(s):<名詞>「作画」「線を引くこと」。draw + ing 「線を引くこと」
delicate:<名詞>「繊細」「デリケートさ」
addition:<名詞>「追加」「付け足し」
in addition で「加えて」「さらに言えば」
match(es):<動詞> 「調和する」「マッチする」「スポーツで対戦する」。
能力や物事が等しい「マッチ」や、検索結果が照合する「マッチ」とか、人と人が出会って「マッチ」するとか、日本語でもよく使われている。
ちなみに火をつける「マッチ」もスペルは同じ。
positive:<形容詞> 「ポジティブな」「前向きな」。「現実に肯定的な」という元の意味。
Unit.1 – Read and Think 2
p.14, 15
– Read and Think (2) /
純の発表
[SVOO型:that節]
[KS-4] … show me that …
続けて第4文型のSVOO文型の応用型の[that節]型を学ぶ。
これは2つ目の目的語<O>が<名詞節> = <that節>のパターンになる。例えばサラウンド感満点と評判な映画があったとき、
「その映画は映画館で見るべきだということを示している。」
・The movie shows us that we should watch that in a theater.
show us that 〜
= V + O1 + O2<that節>
ちなみに大事な定義をここで改めて。
<節>とは文の一部の呼び方で、<主語>と<動詞>が含まれているもの。
良く聞く<句>は英語で「フレーズ」。こちらには<主語>と<動詞>がセットでは含まれていないという違いがある。
この後も<節>と<句>は意識的に使い分けるので、違いを覚えておいて欲しい。
ignore:<動詞> 「無視する」
existence:<名詞> 「存在」
root(s):<名詞> 「根」「根元」。複数形で使って「(ものごとの)ルーツ」。数学でやってる「ルート(根号)」もこれ。
It is said that …:<節> 「〜(that以下)と言われている」。”受け身”の表現。
文頭の “It” = “that節” となる。主語が長くなるので仮主語 “It” を置いて、あとでthat以下で説明する。
それから実はこの文の完全形は
It is said by people that …
である。だけどthat以下が、一般的に人々に言われていることなので「人々」は省略している。
drawn <= draw「(線で)描かれる」
express:<動詞> 「表現する」
picture scroll(s):「絵巻物」だと思う。scroll は「巻物」「マウスのスクロール」もそう。
technique(s):<名詞> 「技術」「テクニック」
influence(d):<動詞> 「影響を与える」。「インフルエンサー」はこれの名詞形。
traditional:<形容詞>「伝統的な」
parfait:<名詞>「パフェ」。発音も /パフェ/ でいい。
advantage:<名詞> 「好都合なこと」「アドバンテージ」
take advantage of … :<慣用句>「〜を(都合よく)利用する」
taste:<名詞> 「味」「テイスト」
link(ed):<動詞> 「つながる」「リンクする」
entirely:<副詞> 「完全に」「全くの」。entire で<形容詞>「全く」「完全な」
pay off:<句動詞> 「報われる」「身を結ぶ」
Unit.1 – Unit Activity
p.16
that節やSVOC文型をくりかえして学ぶ。
One reason is that …
make you happy(SVOC)
a kind of …:<句>「〜の一種」
Among them:「それら(抹茶スイーツ)の中で」
even make it home:ここでの evenは強調の意味の副詞。「何だったら家でも作れる」
Real Life English(Listening)
p.17
ディスカッション
京都への修学旅行のディスカッションを聞いて必要情報を理解する。
Learning Japanese in English
p.18
以上、第31回『ニューホライズン 3』ユニット0,1
関連図書

ワーク&テスト ニューホライズン 3年
引用元

東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 3 [教番:英語002-92]
東京書籍 発行
