第18回 中3。Unit.4(P.57〜P.70)『NEW HORIZON 3』単語・文法ガイド
「英語の授業の予習をしよう。」と思ったけど、単語を調べるのが大変─
中学教科書『ニューホライズン(東京書籍)』の 単語・熟語・文法解説シリーズ。
第18回は『New Horizon 3 』のUnit.4からunit.5の手前まで
ページでいうと
・57ページから70ページまで
を解説します。
このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon』の”New Words”欄の用語説明と解説をしています。
ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”なども”New Words”があれば掲載しています。
他のユニットは以下のリンクからどうぞ。
・第1回 『New Horizon』シリーズ 目次
あるいは
目次へ(見かた、使い方を飛ばす)
>> 見かた、使い方
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従って本文の掲載はしていません。
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase <句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。
そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
ラッキー。
『ニューホライズン 3』
─ 目 次 ─
/ p.57 /
Unit.4 – Be Prepared and Work Together
- Let’s Talk (2)
- Learning CIVICS
/ p.70 /
■ Unit.4 – Be Prepared and Work Together
/ p.57 /
prepared (prepare の<過去分詞>) <形容詞>として、「準備ができた」。/プリぺァード/
disaster <名詞> 「(人命が損なわれるレベルの)大災害」。/ディゾースター/
/ p.58 /
Preview
/ P.59
– Scene.1 /
メグの家に届いた緑市の外交人市民意識調査
[ 間接疑問文 ] [SK11]
疑問文が文の中に入ると、語順は普通になるという。
日本語でも、「シェルターはどこにあるか知っている。」という文の中には疑問文はいない。
「どこにシェルターがあるの」は疑問文だけど。
shelter <名詞>として。「(災害や悪天候から一時的に避難できる)場所」「シェルター」
store <動詞>として。「保管する」「備蓄する」
本文では<助動詞>”should”の後に出てくるので<名詞>の「お店」ではなく、<動詞>として使われていると判断する。
in case of <副詞句> 「〜の場合には」
日本語でも「そのケースでは…」と言うが、この”case”のこと。「場合」とか「状況」の意味。
extinguisher <名詞> 「消化器」。正確には本文のように手前に”fire”を付けるが、慣習的に省略されることがある。/ィクス-ティングィッシャ/
survey <名詞>として。「調査」。/サァーヴェイ/
/ P.60
– Scene.2 /
防災について気になったメグ
[ what の用法 ] [KS12]
what の用法は実はけっこう難しい。
関係代名詞(Unit6で出てくる)なので名詞として使う。
名詞として使えるのは主語か目的語。
例文ではそれらの使い方。
たぶんモヤモヤすると思う。最初は。
done (<= do) <動詞><過去分詞>として。
“have done”で現在完了形「やった」。やって、今もその状態だと言いたい。
“did”だと、「やった」けど、今もその状態かどうかは聴き手には伝わらない。
emergency <名詞> 「非常」「緊急」「エマージェンシー」
kit <名詞> 「(ある用途向けの)装備や装置、キット」
link <名詞> ここではネット上の「URLリンク」を言っていると思われる。”hyperlink”の省略形。
hasn’t (<= has not) 完了形+否定の短縮表記。
完了形(have+過去分詞)”have”は<助動詞>として扱うので、否定形も<助動詞>ように後ろに”not”を置く。
/ p.61 /
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティングの練習。
間接疑問文の使い方の練習。
■ Unit.4 – Read and Think
/ p.62, 63 /
– unit.4 – Read and Think 1 /
災害時の外国人支援についての英語番組を家族と見る
[ 現在分詞 ] [KS13]
リードアンドシンク(1)の文法テーマは[現在分詞]。
とても大事。
[分詞]とは<動詞>をもとに作られる<形容詞>のこと。
[現在分詞]とは、<動詞>+ing の形で能動系の意味で使う<形容詞>。
<形容詞>ってなんだっけ?
<名詞>を修飾するもの。
大事なことは、英語では<形容詞句>を<名詞>の後ろにおいて後から付け足しで形容・説明できるということ。
a police officer passing by
日本語だと「そばを通っている警察官」。
「そばを通っている」が形容詞。「警察官」が名詞。日本語はこの順番。
だけど英語は逆さま。「警察官」「そばを通っている」の順。
英語の難しさの原因。
あと
そういえば確か<動詞>+ingは進行形で使ったような?
です。あれはこの[現在分詞]。
もうひとつそういえば、[動名詞]も同じ形をしていた。<動詞>+ing。
そう。
だけどあれは<名詞>。主語とか目的語で使う。
ここもややこしいところ。
わかりずらい。
earthquake <名詞> 「地震」
terrible <形容詞> 「(とても)ひどい」。/テラボゥ/
shaking <動名詞> “shake”+”ing”で、「揺れ(ていること)」。形は同じだが、進行形ではない。
After<前置詞>+the<限定詞>+terrible<形容詞>+<動名詞>,の順に並んでいる。
drove (<= drive) <動詞><過去形> 「(車を)運転した」
parking lot <名詞> 「駐車場」「パーキング」
“lot”は北米では「特定の用途の土地」を意味することがある。
scared <形容詞>として。「恐ろしく」。/スケァード/
too A to B <句> 「BをするにはあまりにもA」。to不定詞の用法のひとつ。
“too”は<副詞>で、常識レベルを超えた状態の表現。「あまりにも」「とんでもなく」
get out <句動詞> 「逃げる」「脱出する」
finally <副詞> いろいろな状況や困難の末、「(そうこうして)やっと」
pass by <句動詞> 「(気づかずに)通り過ぎる」
on the way back <副詞句> 「帰り道に」。
“back”は「帰って」という<副詞>で”on the way”を修飾説明している。
“on my way home” 「自宅への帰り道」の”home”も「家への」という<副詞>。
“on the way to my home”の”home”は<名詞>
announcement(s) <名詞> 事態や状況に対する公式な「声明」や「発表」。「アナウンス」
latest <形容詞>として「最新の」。一連の物事があって、現在から見て最も遅い=>一番最近の
fortunately <副詞> 「幸運にも」。/フォーチュネィト-リィ/
traveler(s) <名詞> 「旅行者」
go back <句動詞> 「戻る」。”back”は”go”を修飾説明する<副詞>。
/ p.64, 65 /
– unit.4 – Read and Think 2 /
となり町の若葉市の外国人支援の取り組みを紹介
[ 過去分詞 ] [KS14]
リードアンドシンク(2)の文法テーマは[過去分詞]。
これもとても大事。
繰り返すけど、[分詞]とは<動詞>をもとに作られる<形容詞>のこと。
[過去分詞]とは、<動詞>の過去分詞系の形で受動態系の意味で使う<形容詞>。
<形容詞>は<名詞>を修飾するもの。前からでも後ろからでも。
例文のように「英語でかかれた指示書」は英語では<名詞><形容詞>の順が逆になる。
evacuation <名詞>「避難する(こと)」。/ィヴァキュ-エイション/
drill <名詞>として。「訓練」「ドリル」
resident(s) <名詞>として。永住を含む「(長期)の居住者」
visitor(s) <名詞> 人や場所を「訪れている人」「訪問者」
simulation(s) <名詞> 「シミュレーション」「模擬」
themselves <代名詞> 「自分たちを」「彼らを」。
複数形主語が<節>の中でもう一度<動詞>や<前置詞>の目的語として使われる時に用いる。
instruction(s) <名詞> 「指示」「インストラクション」
given (<= give) <過去分詞> 「与えられる」「提供されている」
“given”は”instructions”を後ろから修飾している。
“instructions that were given in English and easy Japanese by Wakaba City”
のように補って考える。
hand out <句動詞> 「配布する」。
“hand”は<動詞>「手渡す」としても使われる。それに<副詞>”out”のイメージが加わる。
simple <形容詞> 「シンプルな」「わかりやすい」
interview(ed) <動詞> 「インタビューする」。主語の後ろにあるから<動詞>だと判断する。
/ p.66 /
Unit Activity
いざというとき役立つ標識
図記号の意味を英語でクラスメートに説明する。
■ Let’s Talk (2)
/ p.67 /
町中での手助け ─申し出る─
That’s very kind of you. <節><文>「とてもご親切に。」お礼の言葉。
<補語形容詞>の”kind”の後ろに意味上の主語を示すとき、間に”of”を置く。”kind”なのは”you”。
“That’s very kind of you to do so.” 直訳は「あなたがそうしてくれるのは、とても親切なことです。」
“It’s very kind of you to ask.”「聞いてくれてよかった」
would like A to B <句> 「A(人)にB…をしていただきたい」。
丁寧に話したい聞きたいときにこの表現をつかう。肯定文でも疑問文でも否定文でも使う。
“I would like you to help me.” 「(あなたに)手伝っていただきたいです。」
疑問文は
“Would I like you to help me?” ではない。
文法的には正しいが、「私はあなたに手伝っていただきたいだろうか?」と自問自答になってしまう。
“Would you help me?” 「手伝ってもらえますか?」でいい。
逆に「(私が)手伝いましょうか?」なら、
“Would you like me to help?” と言える。
■ Learning CIVICS in English
/ p.68, 69 /
Learning CIVICS in English
civics <名詞> 「公民学」
市民の権利や義務について学習すること。
リスニングとスピーキングの練習。
そのあとで、学校をより良くするための公約について考える。
■ Let’s Listen (4) テレビの国際ニュース
/ p.70 /
ニュースを聞いて要点を捉える。
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■ 関連参考書
■ 引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON English Course 3(中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版
東京書籍 発行