第4回 中2。Unit.0〜3(P.4〜P.50)”NEW HORIZON 2″ 用語ガイド
新年度のスタートダッシュを少し…、だけど辞書を引く時間は何とかしたい。あと文法もちょっと話を聞きたい。
中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。
第4回は─
中学2年『New Horizon 2』
の始まり。
・ユニット0(unit 0 へジャンプ)
・ユニット1(unit 1 へジャンプ)
・ユニット2(unit 2 へジャンプ)
・ユニット3(unit 3 へジャンプ)
まで、4ページから50ページまでを解説します。
『New Horizon 2』は全部で8つのユニット(Unit.0からUnit.7)構成です。
このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon(東京書籍)』の”New Words” 欄の用語説明と解説をしています。
ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”等もNew Wordsがあれば掲載しています。
その他のユニットは以下のリンクからどうぞ。
・『New Horizon 2』 Unit.4 – Unit.5 (P.51 – P.82)(2024年夏頃)
・『New Horizon 2』 Unit.6 – Unit.7 (P.83 – P.126)
>> 目次へ(前書き・使い方を飛ばす)
■ 前書き、使い方
教科書を見ながら、このページをお読みください。
ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。
従って本文の掲載はしていません。
またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ
をいちど目を通しておいてください。
新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。
─ 凡例 ─
word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜
phrase <句>「和訳」。〜説明〜
英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。
そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。
“<名詞>として(使われている)。”
と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。
“<名詞>”
とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。
『 New Horizon 2 』
Unit.0 – Unit.3:目次
- Unit.0 – My Spring Vacation
- Unit.1 – A Trip to Singapore
- Let’s Talk (1) ホテルでのトラブル
- Grammar (1) 5つの文構造
- Unit.2 – Food Travels around the World
- Let’s Talk (2) ていねいなお願い
- Grammar (2) 接続詞
- Unit.3 – My Future Job
- Let’s Write (1) 留守番電話のメッセージへの返信
- Grammar (3) 不定詞
- Stage Activity (1) A Message to Myself in the Future
- Read and Think
■ Unit.0 – My Spring Vacation
/ P.4 – Read and Think / 春休みの思い出について。
2年の始まりは、1年の最後の文法のおさらいから。
[過去進行形]は「〜していた」と言いたい時。
[There is/are 構文]は「〜がある。」と言いたい時。
ago <副詞> 「(時間的に)前に」
dinosaur <名詞> 「恐竜」。発音は /ダイナソォ/
arrive(d) <動詞> 「到着する」「至る」
どこかに(あるいは何かに)到着(至る)ので、「〜に」に当たる前置詞と一緒に使う。
arrive at … <句> 「〜に着く」とする。
tyrannosaurus <名詞> 「(恐竜の)ティラノサウルス」
こういうのの英語発音とアクセントは日本語と離れていて難しい。/ティラノソォス/
fossil(s) <名詞> 「化石」
hunting <名詞> 「探索」「狩をすること」「探すこと」。
“hunt” という <動詞>の動名詞とも見れる。
本文のように、<名詞> + <名詞> の使い方は前にもどこかであった。
fossil hunting 「化石探し」
found (<= find) <動詞> 「見つける」の過去形。
ちなみに <過去分詞> も found
plant(s) <名詞> 「植物」
■ Unit.1 – A Trip to Singapore
experience <名詞> 「経験」
overseas <形容詞>として、「海外の国々の」「外国の」
「海を越えた先の外国」というイメージ。
Singapore <名詞><国名> 「シンガポール」
/ P.9 – Scene (1) / ジョッシュへのメール。
シーン1では、未来の予定を英語で言うにはどうするか?を学ぶ。その方法は次のように並べる。
<主語>+<be動詞>+<going>+<to>+<原形動詞>
“be going to …” 「〜する予定です」
という意味で使える。この部分はカタマリで<助動詞>っぽい感じになる。
“going”だから、”go” の「行く」から「行なっている」イメージを元に、”予定です感”を連想できるかもしれない。
golden <形容詞> 「黄金の」
holiday(s) <名詞> 「休日」
abroad <副詞> 「海外の国々に」
このユニット1の表紙で<形容詞>として “overseas” が出てきた。この単語は<副詞>「海外に」としても使える。
同じ意味<副詞>「外国に」となる。
“overseas” は海を越えた向こうの国々。海を越えないなら “abroad”。
ここからはついでの話。
“abroad” には<形容詞>がないから
abroad trip とは言わない。overseas trip とは言うのに。
go abroad とか go overseas はどっちも聞く。
そして “trip” は<名詞>だから、trip overseas とも言わない。
ちなみに、”trip” は<動詞>では足を引っ掛けて「つまづく」。
aunt (<=> uncle) <名詞> 「叔母さん」<=>「叔父さん」
husband (<=> wife) <名詞> 「夫」<=> 「妻」
the Golden Week holidays <固有名詞> 「ゴールデンウイーク」
外国の人に通じるのかは?でも “holiday” って言ってるので通じると思う。
“golden” も「素晴らしい」とか「栄光の」という意味もあるし。
/ P.10 – Scene (2) / シンガポールを移動中。
シーン2では、[助動詞] の中から、「〜をするだろう。」とか「するつもり」に当たる “will” を見ていく。
使い方は “can” と同じ。<助動詞> + <動詞の原形> と置く。
─ “is/are going to” と “will” ─
シーン2は、冒頭からシーン1で習った ”going to …” という表現から始まる。
「〜するつもり」「〜する予定」という意味だった。
あれ?
そしたらシーン2でこれから習う “will” と何がちがうの?というか同じ?
だいたい同じ。
ごっちゃに使っても大丈夫だと思う。意味は十分に伝わる。
微妙に違うのは、will は未来の話で、もしかすると予定変更があるかもしれない。
“going to” は前もって計画されていて、それを実行していて、この後もその予定通りになる感じ。
こっちの方が予定変更の可能性は低い。
という感じで、シーン2のそれぞれの使い分けを見ていくと、少し納得できるかもしれない。
the Merlion <固有名詞> 「マーライオン」
far <副詞>として、「遠い」
will <助動詞> 「〜するだろう」「〜するつもり」
未来のことを言う時に使う助動詞。特に主語が自分だと「つもり」と、意思的な感じにる。
疑問文で “Will you … ?” と使うと、人に何かお願いするときの表現になる。
you’ll <= you will の短縮系。
seafood <名詞> 「シーフード」
reservation <名詞> 「予約」
I’ll <= I will の短縮系。
/ P.12 – Read and Think (1) / マーライオンを撮影。
ここでは、英語の文型について学習する。文型でいうと[第4文型]に分類される表現で、
<主語> + <動詞> + <目的語1> + <目的語2>
と<動詞>の目的語が2つあるパターン。
英語のスペルの頭文字を取って、”SVOO”と表記されることが多い。
日本語にはない、とても英語らしい表現。
─ 第四文型 SVOO型 ─
“I’ll show you the Merlion”
「あなた」に「マーライオン」を「見せましょう。」
日本語の「に」や「を」に当たる前置詞がない。動詞の後に<名詞>を2つ並べるだけ。
全ての動詞がこういうことをできるわけではなくて、いくつかの動詞に限られる。
本文では、”give” もこの使い方をされている。
もう1つ本文では、bought (buyの過去形)もこの使い方ができる。
が、ここではそうしていない。その代わり
“buy something for someone” と目的語の順番を入れ替えて、間に “for” を入れ込んでいる。
「え、2つの言い方があるんですか?」
はい…
そういう動詞があります。そんなに数はないです。
meter(s) <名詞><単位> 「メーター」
<米語>では “metre” と綴る。かつ、アメリカではメーターという単位は使わない。フィートを使っている。
tall <形容詞> 「高さの」
8.6 meters tall と後ろから修飾している。こういう修飾方法を [後置修飾] と呼んでいる。
これも日本語にはない表現方法だと思う。
weigh(s) <動詞> 「〜の重さがある」。
「重さを計る」という意味でも。”weight” は<名詞>で「ウエイト」「重さ」。
発音は /ウエィ/。”gh”は発音しない。
ちなみに “buy” の過去形 “bought” の “gh” も発音しない。 /ボート/
ton(s) <名詞><単位> 「トン」。
日本含めて、SI単位系の国々では1000キログラム。
だけど、アメリカでは
1 ton =2000ポンド = 約907キログラムくらい
と異なる重さを表すことになっている。
これもアメリカでは使わない単位。
gift(s) <名詞> 「ギフト」
cookie(s) <名詞> 「クッキー」
ビスケットとはまたちょっと違うようだ。こういう<名詞>の時は、Googleで “cookie” と検索して写真を参考にしよう。
Ferris Wheel <名詞> 「観覧車」。
英語ではこう呼ぶらしい。”Ferris” は発明者の名前とのこと。
/ P.14 – Read and Think (2) / 日本にいるメグにEメール。
続けて[SVOO型]を作れる、目的語を2つ取れる<動詞>で、ここでは”call” を扱う。
今回は目的語をひっくり返せない感じ。
rode (<= ride) <動詞> 「乗る」の過去形。
the Singapore Flyer <固有名詞> 「シンガポールフライヤー」と呼ばれている観覧車だそう。
scary <形容詞><口語> 「怖い」
ホラー映画は “scary movie”
“I found …” 「〜であることに気がついた。」
と言いたい時にこの “find” が使える。便利。
Malay <固有名詞><マレー語>
Chinese <固有名詞><中国語>
Tamil <固有名詞><タミル語>
communicate <動詞> 「コミュニケーションをとる」
culture(s) <名詞> 「文化」
■ Let’s Talk (1) ホテルでのトラブル ─苦情を言う・謝る─
/ P.17 /
ここでは、ホテルに滞在していてエアコンが壊れている状況でのスキット。
[ゲスト客]:「困っている」とフロントに伝える。
[クラーク]: 内容を聞く。
[ゲスト客]: 状況を説明して、チェックを依頼する。
[クラーク]: 依頼を受け、不便を謝る。
というステップで会話は進んでいく。
「シャワーの故障」や「テレビが映らない」は、”doesn’t work”でいける。
“The people next door” は、
making a big noise. とか talking loudly. とか、 screaming. とかでも。
There are no towels in the bathroom. とか、
I can’t find any towels in the bathroom. とか。
guest <名詞> 「ゲスト」「ホテルの宿泊者」
clerk <名詞><北米> 「ホテルのフロント」。
一般的には 「クラーク」「銀行や会社の事務員」のこと。
air conditioner <名詞> 「エアコン」。アクセント位置、/コンディショナー/
空気の状態を”コンディション(改善)”するもの。
シャンプーのあと髪につけるのは、”hair conditioner”
certainly <副詞> 文頭や文末に置いて「承知いたしました。」。
「確かに」「確実に」という元の意味から想像できる。
we’ll <= we will
right away <副詞句> 「直ちに」「すぐに」。
“right” 自体に「すぐに」という意味がある。
apologize <動詞> 「謝罪する」。
“apologize for …” 「〜を謝罪する」。
”公式な謝罪”的な感じになるので、友達同士とかではあまり使わない。
普段は “be sorry for …” を使えばいい。
trouble <名詞> 「迷惑」「問題」「トラブル」。
本文では、エアコンの故障の話をしているので “the”「その」をつけている。
あるいは「ご不便」という言い方でもいい。そのときは、”inconvinience”
“convinience”「コンビニエンス=便利」の反対の言葉。
next door <副詞句> 「隣の部屋/家の」。
<名詞>ではなく<副詞>として使っているので “in” とか “at” とか前置詞はいらない。
■ Unit.2 – Food Travels around the World
ユニット2では<接続詞>を学ぶ。
「〜の時、…である。」「もし〜なら、…である」「…である。なぜなら〜」など、
文や節、あるいは単語をつなぐ役割をする。
具体的には、”when”、”if”、”because” など。
change <動詞> 目的語を取って「〜を変化させる」、あるいは目的語を取らず、「(自ら)変化する」。
このあたりも英語のちょっと難しいところだと思う。
“How does it change?” 「それ(食べ物)はどう変わるのか」
/ p.23 – Scene (1) / ジョッシュの1分間スピーチ
kind(s) <名詞> 「種類」。
似たような用語では、”sort”、”type”、”variety” も「種類」。
kind(s) of … <句> 「〜の種類」。
“kind” だけだと「種類」で何の種類か分からない。だから “of” 以下で「何」かを説明する。
“Curry and rice is a kind of curry recipes.”
「カレーライスはカレーレシピのひとつです。」
recipe(s) <名詞> 「レシピ」
pilaf <名詞> 「ピラフ」
even <副詞> 「さらに」
heard <= hear <過去形><不規則動詞>
hear of … <句動詞> 「〜を聞く」という文字通りの意味だが、「〜と言われる」「〜知らされる」というニュアンスがある。
“I never heard of …” として「〜なんて聞いたこともない」という意味でよく使う。
あと例えば「それ聞いたことあるかも。」と言いたい時は、
「かもしれない」の<助動詞>”might”と、このあと3年で習う<現在完了形>を使って、
“I might have heard of that.” などと言う。
/ p.24 – Scene (2) / スピーチのあと。
シーン2では<接続詞>の “if” 「もし」を使った表現を見ていく。
sometime <副詞> 「いつか」「機会があれば」
if <接続詞> 「もし〜なら」。
originally <副詞> 「もともとは」「オリジナルは」
you know <句><口語> 「(暗示的に)知ってるかもしれないけど」。
あとは特に意味はなく、会話の時に間を埋めたりする役割でも使う。
India <固有名詞><国> 「インド」
be interested in … <慣用句> 「〜に興味がある」。
“interest” が<動詞>で「興味を持たせる」。だから「興味を持たされる」と<受動態>で使う。
そして前置詞に “in” を使うのもちょっと不思議な感じ。
ちなみに「興奮する」もこの<受け身>パターンで、
“be excited about …”
<動詞>の “excite” は「興奮させる」という意味のため。
/ p.26 – Read and Think (1) / 料理文化の本
次の<接続詞>は”that”
“that” には色々な意味と用法があって大変なのだが、<接続詞>としても用途がある。
ここでは”think that …” として「〜と考える」という使い方を学ぶ。
directly
century
spice(s)
British
company
produce(d)
powder
sale
chef(s)
flour
thick
come from
for sale
p.28
p.31 lets_t2
■ 引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON 2』令和3年度版
東京書籍 発行
Z会の通信教育 資料請求はこちら