第20回 中1ユニット10:P113- P128『ニューホライズン1』単語,文法ガイド

『New Horizon』シリーズ 目次
中学英語と高校入試(カテゴリー)
旧2021令和3年度版(2ページ目)

今日の英語の授業教前に、ちょこっと単語と文法の予習─

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。

今回で中学1年『New Horizon 1』が完結の第20回。

・ユニット10
・ステージアクティビイティ3
・レッツリード
・113ページから128ページまで

を解説します。

前書き、使い方

新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s):<品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase:<句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

ラッキー。

『ニューホライズン 1』

─ 目 次 ─

p.113
 Unit.10 – This Year’s Memories
 Grammar 8 – 過去進行形

p.124
 Stage Activity 3 – My Favorite Event This Year

p.126
 Let’s Read – “Gon, the Fox”

p.128

Unit.10 – This Year’s Memories

一年最後の文法は be動詞の過去形。was, were。

それから過去進行形。これは現在進行形を過去形にすればいい。

[Be動詞の過去形]
[KS-39] Were you …?

状態を表現する be動詞 で表現している文を過去形にするには、一般動詞と同じようにbe動詞を過去形にする。

・am, is -> was
・are -> were

「自分は映画ファンではなかった。」
・I wasn’t (= was not) a movie fan.

不規則変化といえば確かに不規則だ。あとの否定形や疑問文の作り方は現在進行形と同じ。


remember:<動詞>「覚えている」「覚える」

chorus contest:<名詞>「合唱競技会」「コーラスコンテスト」

at first:<句>「はじめは」

was ( <= am )

bored:<形容詞>「退屈にされた」=>「退屈な」

were ( <= are )

realize(d):<動詞>「気づく」

wasn’t <= was not

made ( <= make )

mistake(s):<名詞>「誤り、ミス、ミステイク」

anyone:<代名詞>「(肯定文で)誰でも、誰もが」。
疑問文で使う時は「誰か(ひとりでも)」、否定文だと「誰も(ない)」

won ( <= win )

anyway:<副詞>「(直前のセリフを肯定して)とにかく、いずれにしろ」

like …ing <句>「〜することが好き」

weren’t <= were not

[過去進行形]
[KS-40] I was …ing …

[現在進行形]に対して[過去進行形は]、動詞を過去形にするだけ。

「昨日夜中に映画見てたよね?」
・Were you watching a move late last night?


hey:<感嘆詞>:「ねえ、おい」

break:<名詞>「小休止、ブレーク」

then:<副詞>「その時」

look(ing) for …:<句>「〜をさがす」

show this for you:= show you this と言ってもいい。

bring:<動詞>「持ってくる」

back:<副詞>として、「反対方向に」「元に戻って」

bring back:<句動詞> 「思い出させる」「回想させる」。
直訳は「写真が思い出を運んで戻ってくる。」

heart:<名詞>「心臓」

beat(ing):<動詞> 「ドキドキする」。
元の意味は「(棒や鞭で)ひっぱたく」

way:<名詞>「道」

on one’s way (to) …:<慣用句> 「〜に行く途中で」

each: <限定詞>:「それぞれの」= each

every:<限定詞>:「それぞれ(全て)の」= every。
each and every と似た表現を重ねて「どれも」を強調してる。

限定詞って?

ここは読み飛ばしてもらってOKだけど、限定詞(げんていし)っていう言葉だけは何となく頭の片隅においておいてください。

例えば

・each や every
・冠詞の “a” や “the”
・所有の “my” とか
・「この」の “this”
・「たくさんの」の “many”

まだあるけどこれらは<限定詞>と呼ばれるグループにある。それは後ろにある名詞を「限定」しているから。

位置的には名詞の前にあるから形容詞として扱われているけど、厳密には違う。修飾している訳ではない。

このことは語順でモヤモヤした時に生きてくる。

・every funny movie
・a fun movie
・the good move
・my favorite move

全部 <限定詞> <形容詞> <名詞>の順に並んでいる。これがひっくり返ることはない。

「はい…」

頭の隅に置いておいて、将来見に帰って来る。

[There is / are …]
[KS-41] There is / are …

最後は there is /are 構文。「〜がある。」といいたい時の表現方法がこれ。

「その駅の近くには映画館がある。」
・There is a move theater near the station.

よく見ると変な文だ。there 「そこで」が主語になっている。

・A movie theater is near the station.

これなら習った感じだと思うし、この言い方でもOK(この例文の場合は)。

だけどなぜか there から始める方が一般的になっているので使えるようになろう。


trip:<名詞>「小旅行、遠足」

campground:<名詞><北米> 「キャンプ場」

there is …:<句>「そこには〜がある」

hot spring:<名詞>「温泉」。spring は「湧き出る泉」

set (<= set):<動詞> 「セットする」「(指定の位置に)置く」

set up A:<句動詞> 「Aをセットアップする」「Aを使える状態にする」。
いずれもカタカナ日本語でイメージした通りな感じ。

tent:<名詞> 「テント」

main event:<句>「主な催し物、メインイベント」

campfire:<名詞>「キャンプファイヤー」

Jun was there, too:「純もそこにいました」。
There was Jun, too:「そこに純もいました。」はNG。固有名詞の時は there is … とやらない。

there’s = there is

aren’t = are not

isn’t = is not

Unit.10 – Unit Activity

日記で思い出を残そう

Real Life English ( Speaking )

病院にて ─症状や出来事を伝える─


wrong:<形容詞> 「正しくない」「誤った」

What’s wrong?:<文> <慣用> 「何が良くないの?」=>「どうしたの?」。
上記の”wrong”のイメージから「望ましくない」という意味でも使う。

stomachache:<名詞>「胃の痛み、胃痛」。
“ache”は「身体の痛み」。発音は/イク/。

before:<前置詞>として「〜の前に(は)」

mild:<形容詞>「軽度の」「穏やかな、マイルドな」

food poisoning:<名詞>「食べ物/毒に当たっている」=>「食中毒」

medicine:<名詞>「薬」

rest:<名詞>「休息、静養」

take a rest:「とる/安息を」

take a medicine:「とる/薬を」

headache:<名詞> 「頭痛」

fever:<名詞>「熱」

toothache:<名詞>「歯の痛み」

GRAMMAR 8 – be動詞過去形

>>> be動詞の過去形と過去進行形 〜過去の状態や出来事について伝えよう〜

Learning Literature in English

Stage Activity 3 – My Favorite Event This Year

思い出に残った学校行事を発表する。


ran (<= run):「走る」の過去形。不規則変化。

relay:<名詞>として、「リレー競争」

another:<限定詞>「(同種でもうひとつ)別の」

runner:<名詞>「ランナー」「走者」

behind:<前置詞>「〜の後ろに」「〜のビハインドに」

Let’s Read – “Gon, the Fox”

日本語(国語)でもそうだけど、物語文はけっこう難しい。

登場人物の名前、時間が過去なのか今なのか、心情の変化…

頭はフル回転になる。時間経過に注目しつつ、誰のセリフかにも注意して頑張って読んでいこう。


Gon, the Fox:「ゴン、ザ・フォックス(狐)」「ゴンこそはその狐」。日本でもこんなタイトルの付け方をよく聞く。名詞の同格用法。

by the river:「そばで/その川の」

was full of eels:「いっぱい/うなぎの(で)」

creep up:<句>「こっそりはって/近づく」=>「忍び寄る」

let A out of B:「させる/Aを/外に/Bの」=>「AをBから出す」

ten days later:「10日の後」

the village:「その村」

in white kimono:「の状態で/白い着物」

for her:「彼女のため」


the next day:「その次の日」

take A from B:「取る/Aを/Bから」

Another time:「別の時」

brought … and heard … :「持ってきた/そして/聞こえた」

said to himself:「言った/自分に向かって」

angry with me:「怒る/私に関して」。angry と共の with の場合は「一緒に」というよりは「関係して」というニュアンスで使われる。

didn’t take the fish:「取って(盗んで)いない/その魚を」

after that:「それの/後」

only brought chestnuts and mushrooms:「だけ/持ってきた/栗とキノコ」

food … — gifts of …:「食べ物/ …/の贈り物」。gifts of chestnuts … は food の内容説明。「誰かからの食べ物─栗やキノコの贈り物」

heard and thought:「聞いて思った」


creep through … into …:<句>「こっそりはって/〜を通り抜ける/〜へ入る」=>「忍び込んで入る」

look up:「視線を向けて見る/上方に」

pick … up:<句>「選ぶ/〜を/上げる」=>「〜を拾い上げる、手に取る」

fall to the ground:「倒れ込む/地面へ」。fall は「落ちる」の他に「バランスを崩して倒れる」意味がある。

was it you?「それはお前だったのか?」

play trick on …:「人にいたずらをする」


[ post-reading ]

[1] (1)-ア、(2)-ウ、(3)-イ
[2] (1)-(o)、(2)-(x)、(3)-(x)

資料編


以上、第20回『ニューホライズン 1 』ユニット10

参考図書:


ワーク&テスト ニューホライズン 1年

引用元:


東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 1 [教番:英語002-72]

東京書籍 発行