第19回 中1ユニット9:P103- P112『ニューホライズン1』単語,文法ガイド
このページは旧版(令和3年版)です。
Unit.9 – Think Globally, Act Locally
p.87
act:<動詞> 「行動する」
globally:<副詞> 「世界的に」「全体的に」。発音は、/グロウバリィ/
もともとは、”globe” <名詞>で、「地球」「丸いもの」。
それを<形容詞>にすると、”global” 「世界的な」「全体的な」
ちなみに野球とか手袋とかのグローブは、”glove”で発音は/グラヴ/
locally:<副詞>「身の回りで」「ローカルに」。
こっちも、”local”<名詞>「近所」、”local”<形容詞>「身近の」から。2つのスペルは同じ。
p.88
p.89
– Story (1) /
メグは自分が目標とする人について・・・
[to不定詞の名詞的用法] [KS-34]
“want to …”「〜したい」、”try to …”「〜しようとする」、”need to …”「〜が必要である」
という表現方法を学ぶ。例えば、
「助けたい」=「助けること」+「したい」
英語ではひっくり返して
「したい」+「助けること」
“want” + “to help”
とする。目的語の「助けること」は <名詞句> なので”名詞用法”なる名前がついている。
なので、to不定詞の形容詞的用法や副詞的用法なども今後出てくる。
cousin:<名詞> 「いとこ」
work(s):<動詞> 「働く」
as:<前置詞>として「〜として」。
in need:<後置修飾句>「必要としている」。
後ろから”people”に追加情報を与えている。「必要としている人たち」
何を「必要としている」人たちなのかは、その前の文に書いてある。
省略せずに書くと、”in the condition of needing doctor(help)”「医者(助け)を必要としている状態にある」
また、前置詞”in”にはこの様に「状態」や「状況」を表現できることを覚えておこう。
Kenya:<固有名詞><国>「ケニヤ」。
緯度的にはアフリカの真ん中。赤道から東に進んだところにある。国の東側はインド洋に面している。
sick:<形容詞>「病気の」
do her best:<慣用句> 「(彼女の)ベストを尽くす」。
この表現、辞書とかでは”do one’s best” の形で書いてあると思う。
“one’s”のところには、誰がベストを尽くすのかによって
“your”でも”his”でも”my”でも”our”でも”their”でも”its”でもいい。
p.90
– Story (2) /
メグは、海斗と一緒にイベントに。
[to不定詞の疑問文] [KS-35]
シーン2では、want to, need to, try to などの動詞の疑問文、否定文の作り方。
”want to 動詞” をひとかたまりの動詞と見ると、普通の疑問文や否定文と同じやり方でいい。
listen to:<句動詞> 「〜に耳を傾ける」「聴く」。
“listen”は意識して聞く態度。”hear”は「聞こえる」感じ。
presentation:<名詞> 「発表」「プレゼンテーション」。アクセントは”テ”にある。
main:<形容詞> 「メインの」
later:<副詞>「後で」。
“late”「遅れる」の<比較級>。”late”は今「遅れた」感じ。”later”は未来の「遅れよう」「遅らせよう」の感じ。
“I’m sorry I’m late.”「おくれてごめん」
“We will go there later.”「そこはあとで行こう」
ethnic:<形容詞> 「民族の」「エスニック」。「西洋ではない」と言う意味でも使う。
line:<名詞> ここでは「人や物の列」と言う意味。
in line:<慣用副詞句> 「列になって」。
前ページの”in need”と同じ使い方。「〜な状態」を表すのに前置詞”in”を使っている。
late:<形容詞> 普段より/予定より「遅れている」。上記の”later”参照。
“Please don’t be late.”「遅刻しないでね」
get to:<句動詞> ここでは「〜にたどり着く」という意味として。
本文では”We need to go to the stage.”のように”go”を使わずに”get”を使っている。
これは、エスニック料理もいいけどどうしても発表を聴きたい、ということから。
「多少の困難や抵抗がるけどなんとかする/手に入れる」というニュアンスが”get”には含まれている。
「ゲットする」という日本語にもなっているが、なにか自分から働きかけて手に入れるという意味が含まれている。
understand:<動詞>「(意図を)理解する」
p.91
Mini Activity
リスニング、スピーキング、ライティング。
”want to 動詞” の使い方を練習する。
p.92
Story (3) /
メグと海斗は、メインステージでの発表を聞いています。
[look + 形容詞] [KS-36]
ここでは「〜に見える」という言い方を学ぶ。
“look + 形容詞” の使い方。
children = child:<名詞>「子供達」。
“child”の複数形は”+s”ではなくて不規則(イレギュラー)に変化する。
well(s):ここでは<名詞>の「井戸」。
「良い」とか「上手に」とかの”well”とスペルも発音も同じ。
“They look happy.” <文>「彼ら(子供たち)は楽しそうに見える。」
このページのキーセンテンス「〜に見える」。受け身的な表現だけど、英語ではこういう表現をする。
“look”は<動詞>で「〜のような印象を与える」という意味がある。
少し前にunit.8(サプライズパーティー)のStory-1で、
という表現があったけど、この”sound”も「〜の音が特別な印象を醸(かも)し出す」
という意味があった。
“look”は見た感じの印象、”sound”は聞いた感じの印象を主観的に自分の感覚として表現できる。
on the other hand:<慣用副詞句> 「一方では」。
直訳すれば「その反対の手の上には」
village(s):<名詞> 「村」
collect:<動詞> 「集める」という意味から「(必要だから)取ってくる」という使い方もする。
本文は「水を汲んでくる」と訳せる。
for a long time:<慣用副詞句> 「長い時間」。
時間の長さを示したい時、その時間表現の前に<前置詞> “for”を置く。
元の「のために」意味で、「長い時間のために(向けて)歩く。」
と直訳しても、意味はまあ分からないこともない。英語はそういうふうに考える。
volunteer:<名詞>「ボランティア」「無償奉仕活動」。
アクセント位置注意。/ヴォランティア/
build(s):<動詞>「建設する」「造る」
money:<動詞> 「お金」「資金」
p.93
Unit Activity
ポスターを作ろう。
ポスターの内容を考える。=>
内容についてたずね合う。=>
実際にポスターを書く。
Let’s Talk (3) – 道案内 ─ 質問する・説明する─
p.94
ここでは知らない人に話しかける時や、話かけられたりした時によく使う<文>や表現を習う。
Excuse me.:<文> 知らない人に声をかける時の「すいません」あるいは、人混みをかき分けながら「すいません(通ります)」
人が何かしているのを割って入る感じ。
“excuse”は<動詞>で「言い訳をする」「許してもらう」という意味。そこからなんとなくイメージできると思う。
looking for A:<句動詞>「Aをさがす」。
<前置詞>の “for” には色々なイメージがあって難しい。基本イメージは「〜のために」とか「〜に関して」とか。
pardon:<動詞>「(失礼を)許す」。
これも「許す」だけど、人とか失礼を許すイメージ。
Pardon me?:<感嘆節> あるいは “me” を付けないで(すこし丁寧度は下がると思うけど) “Pardon?” だけでも使われる。
「すみません、よく聞き取れませんでした。失礼ですけどもう一度言っていただけますか?」
のような丁寧なメッセージを相手に与えれる。
Let’s see.:<慣用文>「ええっとですね…」
ここでは駅の場所を思い出そうとして出る、独り言に近い表現。
“Let us see.”の略で “us” とは誰と誰?ということになるけど、ここにいる2人で私たち。
“see” は自分の頭の中の記憶を見ている(探している)感じだろうか。一緒に探してるイメージ。
“us” を使わずに Let me see.” という表現も同じ意味になる。こっちは短縮系にならない。/レミシー/と聞こえたらこれ。
along:<前置詞>「〜に沿って」
Go along:<句動詞> 「続ける」「前に進む」。
道の話をしているので、「このまま道沿いに進んでください。」という表現。
まっすぐな道なら “Go straight.” と言ってもいいと思う。教科書では道が左右にちょっとうねってるから “along” がいい表現だと思う。
“Go down this street.” と<前置詞> “down” を使っても言える。
この場合、道を「ちょっと行った先」というイメージになる。
別に下るとは限らないけど、もし道が上り坂だったら確かに使わない表現かもしれない。
traffic light:<名詞> 「信号機」「トラフィックライト」
“traffic” は<名詞>で「交通」。
Let’s Listen (2) – 欠席した友達への電話連絡
p.95
友達に伝えるべき情報を聞き取る。
Stage Activity (2) – My Hero
p.96, p.97
ここでは、いろんな質問ができることを目指す。
教科書例文のように、会話の”答え”から逆に”質問文”を推測して適切な<疑問詞>を選ぶ問題はテストでもよく出る。
それから相槌の表現も習う。いくつかは直前の “Let’s Talk (3)” の道案内でも出て来た。
対話を聞く。=>
質問の仕方を確認する。=>
好きな有名人が誰か質問する。=>
話したことを振り返る。
song:<名詞>「歌」「曲」
That’s right.:<慣用文> 「その通りです」。
ここでの “right” は「正しい」という意味。
─ 疑問詞 ─
わからないものを訪ねるときにつかう<疑問詞>は、以下のような感じ。
・「何が」「何を」 what
・「どの」which
・「いつ」 when
・「どこで」 where
・「だれが」「だれを」 who
・「だれの」 whose
・「なぜ」 why
・「どうやって」 how
この中で “what / who” を使うとき、
主語(何が/だれが)を質問する場合と、目的語(何を/だれを)を質問する場合では、疑問文の作り方は異なる。
voice:<名詞>「声」
original:<形容詞>「オリジナルの」「独自の」。
アクセント注意。/オリジナル/
word(s):<名詞> 単数なら「1つのことば」「単語」。
ここでは複数形で、歌の「歌詞」。同様に舞台の「セリフ」という意味でも。
cheer:<動詞> 「(大きな声をだして)応援する」「元気付ける」
cheer someone up:<句動詞>「(人を)勇気づける」「励ます」
Let’s Read (1) – “Let’s climb Mt. Fuji”
p.98, p.99
ここは全ての単語・用語の意味が書いてある。
けれど英語文章読解としては最初になるので、読み方含めて少し解説をしたいと思います。
とは言っても国語の文章読解と同じです。
まずは状況把握をしっかりする。登場人物とか場所とか。
知らない単語は脚注に書いてあるのを見ながら。そしてページ下の資料も見ながら読んで行くことになる。
Bob [19:12]
“Guess what!” <慣用文><口語>「あのね!」。
“guess” は<動詞>で、あまり証拠となるものはないけど「おおよそ推測する」という意味。
この文を直訳すると「何だかを当ててみて!」という感じ。
“I want …, stay …, and see ….” <文> 主語は全部 “I” で同じなので “,” で<動詞>をつなげている。
最後だけ “, and” とする。
Koichi [19:55]
富士山の登山ルートが4つあってその資料を地図と共に示している。
Bob [20:03]
インフォメーションをみたボブ。□ルートと□ルート(”trail”)は人気に見える(”look”)と言っている。
さて資料を見ると、人が多い(”Number of Climbers”)ルートは─
多い順に黄色と青。
だけど、それを見たボブには2つ問題がある様子。
“in crowds” を歩きたくない。そして
“get easily tired” だから “need short breaks” だと。
“breaks” と複数形で言っているので、「短い休憩」を「何回かは」必要だと読む。
Koichi [20:08]
ということで、先生が提案したルートは
人が少なくて “Hut” が多いルートになる。なので赤。
ちなみに、地図をみると「山小屋」は実線のルートだけ(登り?)にあるものもあるようで
そういう意味で、資料のなかで (“Ascent Only”) と書かれているのでしょう。
Small Talk ! (2)
p.100
1〜16のマス目の話題についてペアで話し合う。
以上『ニューホライズン1』ユニット9
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参考書
引用元
中学校 英語教科書
『NEW HORIZON English Course 1 (中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版
東京書籍 発行

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