第34回 中3ステージアクト1:P42- P50『ニューホライズン3』単語,文法ガイド
・『New Horizon』シリーズ目次
・中学英語と高校入試(カテゴリー)
・旧2021令和3年度版(2ページ目)

ユニット3まで終わって、この後はステージアクティビティとレッツリード。
学校によってはやったりやらなかったり…
ということだけれども、中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。第34回として中学3年『New Horizon 3』から
・Stage Activity 1
・Let’s Read 1
42ページから50ページまでを解説します。
『ニューホライズン 3』
─ 2025年版 目次 ─
p.42
Stage Activity 1 – Discover Japan
p.46
Let’s Read 1 : A Mother’s Lullaby
p.50
Stage Activity 1 – Discover Japan
p.42, p43
日本の郷土文化について説明する。
item(s):<名詞>「項目」。「アイテム」は「商品、品物」の意味ではよく使ってる。
piece:<名詞>「1枚、1本」
a piece of …:<句>「ひとかけらの〜」。ここでは布の話をしているので、日本語的には「1枚の」。
cloth:<名詞> 「布」。発音は/クロース/。/ス/はthだから前歯で舌の先を少し噛んで発音。「服」は布切れの集まりで複数形の “clothes”。
逆の意味で発音注意。日本語のままの発音でいい。/クローズ/。/ズ/は舌を噛まなくていい。
square:<名詞>「四角、正方形」
wrap:<動詞>「包む、ラップする」
fold:<動詞>「折る」
convenient:<形容詞>「便利な」
instead:<副詞> 「代わりに」。”instead of” と同じ意味で、例えば次のように文章を変えて文末に置ける。
“If you need plastic bags, you can use furoshiki instead.”
resource(s):<名詞> 「資源」
fold … up:<句動詞>「(きっちりと)折り畳む」。up が「高いレベルで」という意味がある。
instead of …:<副詞句>「〜の代わりに」
won’t <= wll not
waste:<動詞>「無駄にする」
Stage Activity 1 – PLUS
p.44
カナダ名産パンフレット
cookies with cream filling:「クリーム詰めものと共のクッキー」:「クリームフィリングのクッキー」。
歯の詰め物も filling。元は動詞の fill で「満たす」「詰める」
made with …:「〜を用いて出来ている」。
made of …:「〜で出来ている」
made from …:「〜から出来ている」
in the shape of …:直訳「〜の姿の状態で」:意訳「〜のかたちで」
maple leaf, the national symbol:「メープルリーフ、(つまり/いわば)国のシンボル」。名詞をカンマ”,”で続けると、言い換え表現ができる。
fries with cheese and gravy:再び A with B の形の表現。
object:<名詞>「(物理的な)物、物体」。SVOのOは Object のO。「目的、対象物/人」という意味もある。
─ 英語脳では語順に訳す ─
ドリームキャッチャーで難しい一文がある。
It consists of a ring with a net of string across it, feathers, beads, and shells.
英語の日本語との語順違いが凝縮された文。
頭から訳す。
「それ(ドリームキャッチャー)は構成されている/リングで/ネットと共に/糸の/それ(リング)をまたいで、(それと)羽と、ビーズと、貝で。
なんのこっちゃ。
日本語は逆から訳すとうまくいく。
「それは/貝と/ビーズと/羽と/クロスさせた/編み/糸を/使ったリングで/出来ている。」
主語の位置だけが同じ。そうなんだけど…
「じゃいつも逆からやればいいんだ!」
だけど全部読んでからひっくり返して理解してると速読できるようにはならない。
がんばって英語順に頭に絵を作る練習、それが「英語脳」を作るということ。
でもこの文は難しい。
名詞の後のwith/of/acrossはひたすら前の名詞を説明修飾するためのもの。
It consists of …
1)a ring with a net of string across it
2)feathers
3)beads
4)and shells.
pass through it:「リングを通り抜ける」
hang it above your bed:「ベットの上(天井とか壁とか)に吊るす」
there:ここでの「そこで」は日本のことを言っている。
packed … and exported …:andは読む時けっこう難しい。何と何が and なのかわかりづらいのだ。ここも読んでいると一瞬、fresh and exported と読んでしまう。
だが少なくとも品詞は同じはずなので、「exported の前の過去形の動詞との and だな、」と判断する。
p.45
カナダの国技
ここでも多くの前置詞が使われている。
of, by, with, as, on, in, from, to, into,
前置詞は自分達日本人にとって難しい。
それぞれコアとなるイメージはあるにしても、文脈によって意味がすこし変わるし。
時々「え?」とか「そっち?」という使い方もされる。
まずは前置詞がどう使われているのか意識から始めたい。
enjoy it both as and B:both が挟まって一瞬分かりづらくなってる。
enjoy it「ホッケーを楽しむ」。as a …「〜として」。both A and B「AもBも」
Let’s Read 1 : A Mother’s Lullaby
p.46
New単語の和訳は掲載されているので、いくつかの <句> や表現を見ていこう。
by a road:「ある道のそばに」
it has seen:ここでの it は「木」
the tree heard a lullaby:「木は子守唄を聞いた」。木を擬人化して主語にしている。このような無生物主語の使い方、英語は大好き。
以下の回顧も「木」目線で語られている。
it was some eighty years ago:「それは80年ほど前のことでした」
p.47, 48
that day:「その日」。that nigh 「その夜」。物語文で過去を語るとき that「その」は頻出。
all over their bodies:「彼らの体にまつわるすべて」=>「からだじゅう」
fell down <= fall down:「(バランスを失い)崩れ落ちる」。down のイメージを fall に付加。
Come and rest in my shade:「こっちにきて、自分の木陰でやすみなよ」。実際は木なので言葉にはできないし、聞こえもしないけれど。
were already dead:already は現在完了形だけではなく、普通の文でも使える。「すでに死んでいた」
tried to be a mother:「母親になろうと頑張った」
She held him in her arms.:「抱いた/彼を/腕の中に」。まず「彼を抱く」と言ってから「腕の中に」と後から付け足す英語的表現。このパターン結構ある。
He hit him in the head.「彼は頭をぶつけた(叩いた)」
p.49
A world without Nuclear Weapons
gave a speech :「スピーチをする」。speech には動詞形がない。
death fell from the sky:「死が空から落ちてきた。」。これも無生物主語の比喩表現。
sitting U.S president:「現職のアメリカ大統領」。sitting は<形容詞>で、「現職の」「現在の」
It meant a lot:「そのことは大きな意味を示す」
We have known … :「私たちは(経験的に)すでに知っている」
agony:<名詞>「(深く激しい)苦痛」
by saying …:「〜と言うことによって」
It is worth protecting:「”今の子供たちが平和に暮らしている(go through)ことはとても貴重(precious)である、ということ”は守る価値がある。」
英語の歌 2
p.50
『You Need To Calm Down』
以上、第34回『ニューホライズン 3』ステージアクティビティ1
関連図書

ワーク&テスト ニューホライズン 3年
引用元

東京書籍 令和7年4月新刊 中学教科書 NEW HORIZON English Course 3 [教番:英語002-92]
東京書籍 発行
