英単語帳どれを選ぶ:30項目のスペック表を作って比較してみる25冊+

(DEEY─)英単語帳選び。

TOEICでも英検でも大学受験でも高校受験でも「まずは一冊、だけどどれを選ぶ?」いまや多くの単語帳が発売されているから迷うところ。

実は─、そこはけっこう直感で良くて。レベルだけ気をつけれれば。

いやたぶん間違えても大丈夫。なぜなら結局2冊以上やることになるだろうし。大学受験を早くから準備した人なら、高2までで1冊はやってるいるだろう。

社会人のTOEICなども同じように、基礎レベルから積み上げていくことになるから、やっぱり2冊3冊は必要になってくる。英検も。

むしろいろんな種類があって、単語帳も選ぶのが楽しい世界になってきている。

と言うけれ・・・「そもそも単語帳いる?本読んで身につけるのが自然だし一番でしょ?」

・・・ですね。日本語もそうやって覚えたし。

10年20年かけたけど。

単語レベルはアルクの

『究極の英単語』のSVL12000

を参考ベースにしながらの独自で感覚的にやってます。

約四半世紀ぶりに生まれ変わる!日本人の英語学習者のための単語リスト「SVL」【Vol.2】

このSVL(スタンダード・ボキャブラリー・レベル)は単語に、

「ネイティブの使用頻度順のレベル付け」

がされてます。それからSVLの数え方ルールは派生語グループで「1(いち)単語」とは数えないで、

surprise (No.00232), surprising (No.02949), surprised (No.01499) ,surprisingly(No.04294)

など派生語は知っていれば4と数えます。

受験用・資格用の単語帳はこのような数え方をしないので、SVL的に数えれるなら「意外と単語数知っているな」と感じます。

加えてこれらの単語帳『パス単』や『シス単』『ダーゲット』等は、「試験に出ない単語」が省かれているのもSVLレベルと自分の語彙レベル感とのギャップの原因でもあります。

日常生活などは試験に出ないですから。

中学でやった2,000語と大学受験用の単語帳3,000語を足しても6,000には及ばない。

だけど上記の理由でSVL的に数えると7,000レベルあるいは8,000語レベルになる。

あと細かいことを言えば、SVLも「ネイティブの使用頻度順」であり「ネイティブなら誰でも知っている順」とは言っていない。

例えば「おむつ」”diaper” はネイティブなら子供から大人まで誰でも知ってるけど、SVL的にはレベル11の単語になっている。

<レベル12>: 〜12,000語
ネイティブの中学生

<レベル11>: 〜11,000語
英検1級

<レベル10>: 〜10,000語
一般のニュース記事が読める

<レベル9>: 〜9,000語
TOEIC900点、英検準1級

<レベル8>:〜8,000語
早稲田・慶應ほか超難関国立

<レベル7> :〜7,000語
GMARCH、TOIEC800

<レベル6>:〜6,000語
大学受験一般、共通テスト、TOEIC700

<レベル5> :〜5,000語
英検2級、TOEIC600

<レベル4>:〜4,000語
英検準2級、上位高校、高校2年定期テスト

<レベル3> :〜3,000語
英検3級、高校受験一般

<レベル2>:〜2,000語
中学定期テスト3年

<レベル1>:〜1,000語
英検4級、中学2年

比較表の項目は全部で30項目。

表中の英検やTOEIC、大学のレベルについては、基本的に本文や帯に書いてあるのをそのまま写しています。

筆者の感想はカッコ付きで(オーバーレベル)とか(書いてない)などと表記してます。

★★★★☆ 〜 ★★★★★

(11,001語〜12,000語):レベル12
(10,001語〜11,000語):レベル11

単語帳としては最上級レベル。もっと上もあるけどキリがないので。

普通に日本で暮らしている人にとっては必要ないというか、他のことをやることをおすすめします。

でも趣味や仕事で「Fox NewsやCNNを見たり読んだりする」なら必要です。

この約10,000語に口語やスラング語を加えて、あとは「どの分野の」専門用語を「どこまで」知っているか。

普通ジャンルの映画やドラマ見る分には、このレベルの単語帳よりは熟語帳の方が大事だと思う。あと『究極の英単語』シリーズは辞書的にあると便利。

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<< レベル12,11 >>

★★★☆☆ 〜 ★★★★☆

(9,001語〜10,000語):レベル10
(8,001語〜9,000語):レベル9

レベル9は昔の英検準1級、TOEICなら900点超えて満点目指す、大学なら超難関の私立文系。

レベル10は英検1級を目指す人、英文やニュースをちゃんと読めるようになりたい人。

『究極の英単語』をまともにやると9,000語〜10,000語になるが、大学受験、資格試験なら「出たもの」を選別特化してくれている単語帳がいいのだろう。

しかし大学受験で「このレベルまでやるのか」というのが正直な感想です。すごい。

映画やドラマ、ニュース、洋書の人は全部やりましょう。それでもまだまだ。

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<< レベル10,9 >>

★★★☆☆ 〜 ★★★★☆

(7,001語〜8,000語):レベル8
(6,001語〜7,000語):レベル7

レベル7が一般的国公立・私立2次に必要とされるレベル。上下2冊に分かれている大学受験用の単語帳の上級の方。

レベル8は英検の準1級レベルで上位文系GMARCHや国公立向け。

このレベル7,8 は大学受験に限らず英検にしろ、TOEICにしろ、ちょうどみんなの目標ポイント近辺に該当している。

TOEIC800点ならこの7,8レベルの「どこかまで」で十二分だと思う。

まずは買ってみて、もし半分以上知らない見たこともない単語があるのであれば、ひとつレベルが下の単語帳を買ってみるのも。

で結局何冊も買うことに。

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<< レベル8,7 >>

★★☆☆☆ 〜 ★★★☆☆

(5,001語〜6,000語):レベル6
(4,001語〜5,000語):レベル5

レベル5,6は受験用の単語帳シリーズが2冊に分かれていたとすると、その上巻『初級編』『入門編』がこのあたり。「共通テストまではカバー」的な帯文句。

・高校入ってちゃんと英語やりはじめてる
・高校で英語サボってこれから大学受験準備始める人
・まずは共通テストレベルを目指す人
・英検2級目指す人
・TOEIC600点台を目指す人

レベル5の単語帳は、中学英語や高校受験単語も一部含まれている感じで易しめではある。

多くの大学受験生はこの一つ上のレベルの単語帳を買う傾向があるけれど、このレベルの単語をあらためてテストすると、意外とこぼす印象。

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<< レベル6,5 >>

★☆☆☆☆ 〜 ★★☆☆☆

(3,001語〜4,000語):レベル4

(2,001語〜3,000語):レベル3

中学3年と高校入試、高校1年あたりまでの範囲。

・英検準2級目標にしている
・最上位高校を目指す中学生
・中学の英単語から改めたい

などなど、高校受験する人たちには一冊必需。

この中では栄光ゼミナールや個別ビザビでもらえる、『ゲットスルー』がおすすめ。アマゾンで買える。あとはメルカリとか。

『究極の英単語1』は受験や英検とは別腹の大人用。でもこれもおすすめ。

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<< レベル4,3 >>

★☆☆☆☆

(1,001〜2,000語):レベル2
(0001〜1,000語):レベル1

英検3級は中学3年までの1200語。
4級は中2までの700語。
5級は中学1年までの600語。

単語は結構重複している。

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<< レベル2,1 >>

受験以外でどのシリーズを買うかについて、ひとことふたこと。

まずTOEICを目指すのであれば、一冊はTOEIC用のものがいい。これはTOEICが『国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)』の一事業であることからも、

・単語そのものがビジネス特有の専門用語(特に名詞)だったり
・よく知られている意味でもビジネスで使われる意味だったり

して英検や受験用シリーズとは味付けが違う。

同じ文脈でTOEFLにはアカデミックな単語の多いTOEFL用がいいのだろう。


あとあまりいないと思うけど、ドラマとかMLBとか日常英語をやるひと。WEBでCNNやFOXNEW、REDDITなんかの掲示板も読みたい人。

こうなると『究極の英単語』シリーズがいい、というか一択かも。

という方針がよく効いている。

「そういえばこの単語、受験用の単語帳シリーズや『パス単』ではでは見ないな。でもよく聞くんだけどね。」

という単語が載っている。

受験や英検の問題文の特徴は「説明文や随筆」がほとんどだけど日常生活は「物語」で感情の占める割合が多い。


例えば次の動詞の意味、いくつ知ってるだろうか?

batter、chirp、clench、gulp、mow、quiver、scrub、shove、shudder、skid、sneer、snort、trot、wag

どれもドラマやニュース、あるいは本など読んでると日常的だけど、受験用の単語帳にはもちろん、『パス単準1級』『パス単1級』や『公式TOEFL』の単語帳にも出てこない。

ちなみにこれらは『究極の英単語3』p.210からp.220のわずか10ページから抜粋した。

レベルは「8」だから大学受験レベルを超えているが、ネイティブなら「5歳で」誰でも知っている単語だ。


ただニュース英語のゴールは結構遠い。『究極の英単語 VOL.4』レベルの単語は普通に出てくる。

CNN、FOX、REDDITをそれなりに読めるにはやはり10,000語くらいが目安かと思う。大学受験からはさらに4,000くらいは積むイメージ。

ちなみにライブのCNN放送を楽しむには、これらの単語の意味が0.5秒くらいで出てこないと置いていかれるという無理ゲーです。

最後に今回単語レベルを設定するにあたって、自分の単語力を測って見た。

Vocabularysize.com – test your word knowledge

のサイトで測って。

You know at least 8,200 English word families!

Native speaker20,000 word families

だった(2025年4月)。

自分は『パス単準1級』で見たことない単語が全体で30-40くらい。『1級』だと「でる順B」の後半からの動詞はほとんど見たことがないな、という感じ。

実力8,000語というのは大体予想していた単語数だった。『究極の英単語』シリーズでも8000ぐらいから相当怪しくなるのにもだいたい一致してる。

まあとは言え見たこと聞いたことあっても、意味がわかるかはまた別。実際は「聞いたことあるけどなんだっけ?」がとても多くて。


(以上、2024年10月)

『パス単2級』『パス単準2級』『ゲットスルー2600』『速読速聴英単語Advanced』『Stock3000』『Stock4500』(6冊)

(2025年4月)
『パス単1級』『パス単準1級』『ターゲット1200』『パス単3級』『パス単4級』『パス単5級』『システム英単語Basic』『公式TOEFL英単語』(8冊)

(2025年5月)
『究極の英単語1』『究極の英単語2』『究極の英単語3』『TOEIC公式ボキャブラリ』『中学版システム英単語』『速読英単語(1992)』『ゲットスルー3000』(7冊)

(2025年7月)
『ターゲット1900』『究極の英単語4』

(2026年2月)
『システム英単語』『速読英単語必修編』『速読速聴英単語Daily1500』『東大英単語熟語鉄壁』