第33回 中3ユニット3:P31- P41『二ユーホライズン3』単語,文法ガイド

『New Horizon』シリーズ目次
中学英語と高校入試(カテゴリー)
旧2021令和3年度版(2ページ目)

「英語の授業の予習をしよう。」と思ったけど、単語を調べるのが大変─

中学教科書『ニューホライズン(東京書籍)』の 単語・用語解説シリーズ。
第17回は『New Horizon 3 』

・ユニット3
・31ページから41ページまで

をやります。

新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase <句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

ラッキー。

『ニューホライズン 3』
─ 2025年版 目次 ─

p.31
 Unit.3 – How can we save animals?

p.34
 Unit.3 – Read and Think 1

p.38
 Unit.3 – Unit Activity
 Grammar 2 – 不定詞

p.41

ユニット3は不定詞。不定の詞。定めない詞。ある時は名詞、ある時は副詞、ある時は形容詞。そして常に原型。定めを受けない詞。

さて不定詞は一年振りでその時は副詞用法・形容詞用法だった。さらにその一年前は名詞用法だった。want to, need to のやつ。

3年の今回の内容は名詞用法のバリエーションとでも言うべきか。

・It is … to不定詞のバリエーション

・SVOOの2つ目のOがto不定詞のパターン
・SVOOの2つ目のOが原型不定詞のパターン

全て頻出の構造なのでしっかりとやっていく。

[ It is … for 人 to 不定詞 … ]
[KS-8] It is … for … to do …

パート1では to不定詞が主語になる名詞用法の変形

It is A for B to不定詞 ….

の型。例えばこんなような文を考える。

「毎日そのドラマを見ることが必須」
・To watch the drama every day is necessary.

この文これはこれでOK。

ただこう言う時「主語が重たい(長い)」として It を仮の主語にして、To以下を後ろに持ってくるのだった(中2)。

・It is necessary to watch the drama every day.(仮の主語it と to不定詞)

今回はこれに「意味上の主語(誰にとって)」を足したいときどうするか?という話。

答えは、for[人]をそこに挟み込む。 

「毎日そのドラマを見ることが自分に取っては必須」
・It is necessary for me to watch the drama every day.


danger:<名詞> 「危険」「危機」

be in danger of …:<句> 「〜の危機にある」。
SVCでCが主語の性質や状態を説明する時、C = 前置詞+名詞のパターンがある。

extinction:<名詞> 「絶滅」

challenge(s):<名詞>として、「(困難な仕事や状況に対する)挑戦」「(目上の人や権力に対する)挑戦」。
球技系スポーツを見る人は知っているだろう。サッカー、野球、テニス、アメフト…
審判の判定に対して意義を申し立てて、ビデオ判定に持ち込むことを「チャレンジ」と呼んでいる。

climate:<名詞> 「気候」

human:<形容詞>「人間の、人の」

endangered:<形容詞> 「絶滅危機にある」。danger が<名詞>。
en + dander で<動詞> 「危険な目に遭わせる」。
en + danger +ed <過去分詞> = <形容詞>

survive:<動詞> 「生き残る」

condition(s):<名詞> 「状況」「コンディション」

trouble:<名詞>「面倒、厄介なこと」「トラブル」

[ … want 人 to 不定詞 ]
[KS-9] … want … to do …

パート2は第四文型SVOOの後ろのOにto不定詞の名詞形が入るパターン。

「SVOOってなんだっけ?」という人は要復習。目的語を二つ取る動詞とその文型のことだった。

この二つ目の目的語に名詞としてのto不定詞を置いてもいい。

「君にその映画を見てほしいわ」
・I want you to watch the movie.

「彼にその映画をテェックするように伝えて」
・Tell him to check out the movie.

このパターンを取れるかどうかは動詞による。ask, advise, allow とかもそう。


the Red List:<固有名詞> 「レッドリスト」。
絶滅危機にある生物の種のリスト。

hear of …:<句> 「(情報や話などを)聞き及ぶ」「耳にする」。
hear は「聞く」「聞こえる」。このof がつくパターンには、know of, think of, make of などなどがある。

cheetah(s):<名詞> 「チーター」。
「ずる」や「裏切る」の「チート」は “cheat”

sea otter(s):<名詞>「ラッコ」。
otter は「カワウソ」

article:<名詞>「記事」

[ let / help 人 動詞原型 ]
[KS-10] Let … do …
… help … do …

次にSVOO型の2番目のOにtoの付かない不定詞─ <原型不定詞>を使うパターン。
この形を取る動詞はここでは “help” と “let”。

「その映画を見させた(許可した)。」
・I let him watch the movie.

特徴は2つ目の目的語は動詞の原型を置くこと。make や have もそう。
ちなみに help は、

「映画をDVDで見るのを手伝った。」

・I helped him watch the movie DVD.

・I helped him to watch the movie DVD.

どちらでもよい。今は”to” を付けない方が一般的。


population:<名詞> 「そこに生息しているものの数」。
人間なら「人口」。

rapidly:<副詞> 「急速に」。
日本語でも”ラピッド”は時々見かける。電車の快速は “rapid “

as a result:<句>「結果として」

beginning:<名詞>「初め」

century:<名詞>「世紀」

shock(ed):<動詞>「「ショックを受けた」。
ショックを与える」の過去分詞。受動体で使われることが多い。

safely:<副詞> 「安全に」

overhunting:<動詞>「乱獲する」。
単語の頭につくoverで「やりすぎ的」なイメージを付加している。overdo「やりすぎる」overthrow「暴投する」

Thanks to …:<句>「〜のおかげで」

due to …:<句>「〜のせいで、原因で」

oil:<名詞>「石油、油」

spill(s):<名詞>「こぼすこと」「流出」

hunting:<名詞>「狩、狩猟」

killer whale(s):<名詞>「シャチ」

the surprising end:「驚くべき結果」

the end of the table:「そのテーブルの端っこ」

調べたことを記事としてまとめる。ここは新たな文法事項はなし。


one such animal:「ひとつのそのような動物」。such a animal だと「そのようなある一匹の動物」

native:<形容詞>「その土地の」「ネイティブの」

logging:<名詞> 「ビジネスとしての伐採」。
habitat:<名詞>「生息地」

traffic accident(s):<名詞>「交通事故」。
traffic も accident も名詞。

research:<名詞> 「研究」「調査」「リサーチ」

categorize(d):<動詞>「分類する」「カテゴライズする」。
category のカテゴリーの動詞形。

critically:<副詞>「危機的に」。
クリティカルヒットの critical

citizen(s):<名詞>「市民」。
法的に居住を認められている人

ecosystem:<名詞> 「生態系」「エコシステム」

human being(s):<固有名詞>「人間」。
ホモサピエンス(Humans = Homo sapiens)という種(species)の生き物

relate(d):<動詞> 「関係する」「関係させる」。

relate A to B:<句動詞> 「AをBに関係付ける」。

─ relate to か be related to か? ─

relate A to B のような動詞の使い方は一瞬悩ましい。
能動態で習うけれど、実際は受け身で使われることが多いパターン。

“C relate A to B” は、
“A is related to B by C”

と言い直せる。教科書で言えば、

The ecosystem relates us to each other.
「その生態系が私たちをお互いに関係づけている。」

受動態で言い換えれば、

「私たちは生態系によって関係付けられている。」
We are related to each other by the ecosystem.

もちろんどちらで表現しても良い。

ただ relate のような「させる」という意味のある動詞の場合、
能動態とすると多くが無生物が主語(この場合は”生態系”)になることが多い。

だから人間は「させられる」立場になる。つまり受け身の立場だ。
surprised, excited, など「〜させられる」系表現はいくつかある。

action:<名詞>「行動、アクション」

take rubbish home:「ゴミを家に持ち帰る」。home が<副詞>で「自宅に」という意味になる

bring in rubbish:「ゴミを持ち込む」。bring rubbish in と考える。in は副詞で前置詞ではない。

絶滅の恐れのある動物の現状を伝えよう


crested ibis:<固有名詞> 「日本トキ」。
“crest” は鳥や動物の頭の目立つ飾り的なものを言う。トサカとか。トキの襟足の冠毛も印象的。

one by one:<副詞句> 「ひとつ、またひとつ」。
「次々に」と言うことだが、ひとつづつ(一匹づつ)という表現。”one after another” でも同じイメージ。

-born:<形容詞> 「〜生まれの」。
本文では “Chinese” という<形容詞>の語尾に付けて使っている。<形容詞> – <形容詞>という構成。

グラフや表の活用


breed:<動詞> 「繁殖させる」。breeding は <名詞> で「繁殖」。

ちなみに発音が似てる “bleed” は「出血する」。『”l” と “r” を間違えると全然違う意味になるシリーズ』のひとつ。

release(d):<動詞>「解放する」。
「リリース(発売する)」の意味もある。

reach(ed):<動詞>「到達する」「(手が)届く」

nowadays:<副詞>「今や、今日では」

continue(d):<動詞>「続ける、継続させる」

all over:<句> 「至る所」(= everywhere)

>>> 不定詞 〜「誰がするか」をとらえる〜


以上、第33回『ニューホライズン3』ユニット3


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