第12回 中2。Unit.5(P.71〜P.82)『NEW HORIZON 2』単語・文法ガイド

辞書を引く時間を何とかしたい。あと文法もちょっと話を聞きたい。

中学教科書『ニューホライズン』の単語・用語解説シリーズ。

第12回は─

中学2年『New Horizon 2』から

・ユニット5(unit 5 へジャンプ

71ページから82ページまでを解説します。

『New Horizon 2』は全部で8つのユニット(Unit.0からUnit.7)構成です。


このシリーズでは中学生の教科書『ニューホライズン:New Horizon(東京書籍)』の”New Words” 欄の用語説明と解説をしています。

ところどころに挿入されている、”Let’sシリーズ”等もNew Wordsがあれば掲載しています。

第1回『New Horizon』シリーズ 目次

あるいは

中学英語と高校入試(カテゴリー)


>> 目次へ(前書き・使い方を飛ばす)

■ 前書き、使い方

教科書を見ながら、このページをお読みください。

ここでは教科書文章の丸々の引用や和訳は、著作権保護法違反に当たるため許可なく出来ません。

従って本文の掲載はしていません。

またこのシリーズの目的や使いかたをまだ読んでいなければ

英語教科書の用語・単語解説シリーズ共通ガイド

をいちど目を通しておいてください。


新単語は以下のような”凡例(ルール)”にしたがって記述しています。

─ 凡例 ─

word(s) <品詞> 「和訳」 。〜説明〜

phrase <句>「和訳」。〜説明〜

英語は同じ綴りで<動詞>で使ったり<形容詞>で使われたりします。

そのためここでは”どの<品詞>”で使われているかも併記します。

“<名詞>として(使われている)。”

と書かれていた場合は、その単語はいくつかの品詞の種類があるけれど、本文では<名詞>として使われていることを示します。

“<名詞>”

とだけ書かれている場合は、その単語はほとんどの場合<名詞>以外の用法はないことを示します。

『ニューホライズン 2』

─ 目 次 ─

/ p.71 /

Unit.5 – Universal Design

Unit.5 – Read and Think

/ p.82 /

■ Unit.5 – Universal Design

/ p.71 /

universal design <名詞> 「ユニバーサルデザイン」。

universal <形容詞>で「普遍的な」とか「万国万人向けの」。

/ p.72 /

Preview

[疑問詞 + to + 動詞原型] [KS17]

ユニット5は、いろいろな表現をまとめた感じ。

シーン1は、疑問詞+to不定詞を使った[名詞句] を含んだ表現。

how to use … 「〜の使い方」とか

where to find … 「〜を見つけれる場所」とかは

それぞれ名詞のカタマリで、だけど主語や動詞が含まれないので<句>と呼ぶ。

塊とはいえ<名詞>なので、文の主語や目的語にできる。

何を言われているのかよくわからないかもしれないけど、<名詞句>という名前だけでも。

文章 > 節 > 句 って何が違う?

今回の[名詞句]、すでに?習ったけど[that節]。

あるいは<句動詞>。

一方でフレーズとかいう表現。

何が何だか。統一してくれない?と感るかもしれない。

だけど、実はちゃんと使い分けている。

<句>とは主語と動詞がセットで含まれない文の一部分のこと。

英語ではフレーズ “phrase”。

“work out” という<句動詞>には主語は含まれていない。

今回の “how to use” には、主語も動詞も含まれていない。

けど名詞として使うから<名詞句>。


<節>とは、ちゃんと主語と動詞がセットで存在する場合の呼び方。

英語では聞き慣れないかもしれないけど、クローズ “clause” と言う。

[that節] なんかは、that以下に主語と動詞がちゃんとある。

例文。

See, I told you that you would find how to use it.

「ね、その使い方をあなたは見つけるだろう、ってわたし言ったよね。」

上の例文で “that” 以下には主語 “you” と動詞 “find” がある。だから[that節]。

“how to use it” は”find” の目的語で<名詞句>。

で文頭の “See, I told you” も<節>。

この文の背骨だから<主節>みたいな言い方もする。

で、ぜんぶひっくるめて<文>。

英語ではセンテンス<sentence>。

product(s) <名詞>「製品」

exhibition <名詞>「展示」。「展示会」の意味でも。

first-hand <副詞>「(そのものを)じかに」。

facility, facilities <名詞>「施設」「設備」。

そう言った設備のある場所、あるいは設備そのものどちらでも使える。


[主語 + 動詞 + 人 + 疑問詞 + to + 動詞原型]

シーン2の Key Sentence は、シーン1の拡張版的。

[SVOO] の2つ目の目的語に、[名詞句]が来るパターン。

第4文型を取る動詞、”show” だったり “tell” だったり。

over here <副詞> 「こちらを」。

“over there” は「あちら」だった。

staff <名詞>「スタッフ」

jar <名詞>「(食べ物を入れる)ビン」。

ガラス製か陶器製で蓋がついてるやつ。

bump(s) <名詞>「(でこぼこの)凸」「平面にある盛り上がった部分」。

ちなみに、「鳥肌」は、goose bump 。英語でも「鳥(ガチョウ)の肌」で同じ表現。

Thanks to … <句>「〜のおかげで」

braille <名詞>「点字」。/ブイル/

helpful <形容詞>「役に立つ」「助けになる」。

“useful” でも意味は近い。

feature(s) <名詞>「特徴」


/ p.75 /

Mini Activity

リスニング、スピーキング、ライティング。

<疑問詞> + <to不定詞>文の練習。

■ Unit.5 – Read and Think

[主語 + be動詞 + 形容詞 + that …] [KS19]

今度は、[that節]と呼ばれている<節>について見ていく。

ここでは、”sure” や “glad” など感情や考えを表す<形容詞>のあとに、理由や原因を説明する<節>を置くパターン。

<節>なので、主語と動詞で作ってよい。

そしてこのときの “that” は文法的には<接続詞>扱いになる。

plastic <形容詞>として、「プラスチックの」

hold <動詞> 「(手で)つかむ」「(手で)支える」

common <形容詞>「よく知られている」「一般共通的な」

glad <形容詞>「嬉しい」。

“glad to …” とTo不定詞を使って「〜できて嬉しい」という使い方もできるので、本文は

I’m glad to have been able to find other examples.

と書き換えることができる。

ただし、To不定詞の完了形(過去を表す)は高校の範囲になるので試験には出ない。

handrail <名詞>「手すり」

finger(s) <名詞>「指」

ramp <名詞>「スロープ」。

日本語でも使う「スロープ」は、”slope” で、これは「自然な傾斜」。冬のスキーやボード競技ではよく聞く。

“ramp” は人のために人工的に作った、階をつなぐ傾斜。

ちなみに「ランプ」と発音すると “lamp” になっていまい、「灯りのランプ」になってしまう。

“l” と “r” 間違えると通じないシリーズ。

stair(s) <名詞>「階段」

pull(ing) <動詞>「引っ張る」「引く」

luggage <名詞>「(旅行用の)スーツケースやカバン」

baby, babies <名詞>「赤ちゃん」


ここでは、”key sentence” にはなっていないが、前出のリードアンドシンク1での

感情思考<形容詞> + <that節>

に加えて、

“thought that …” 「<that節>と考えた」

“important to know that …” 「<that節>を知ることは大切だ」

知覚一般<動詞> + <that節>

と言う型。

それから、ここは単語が結構多い。文章も長い。

中学の範囲は超えるが、よく使われる抽象的単語が、下部のコラムにも並んでいる。

American <形容詞> 「アメリカの」

professor <名詞>「教授」

childhood <名詞>「幼いころ」

better <形容詞>として、「よりよい」。

society <名詞>「社会」「世の中」

disabled <形容詞>「障害のある」「不自由な」。

able -> disable -> disabled

“He looked for ways to make a better society for disabled people”.

「彼は探した/道を/作るための/より良い社会を/不自由な人のため」

とこのような順番で英語は読んでいく。頭の中にこの順で絵を描く練習をする。

(1970)s <名詞> 「1970年代」。

1980s なら「1980年代」。/ナインティン – エイティーズ/ と読む。

「2020年代」は、”2020s” で、/トゥエンティ – トゥエンティーズ/

remove <動詞>「取り除く」

barrier(s) <名詞>「バリア」「壁」

as we get old” 「年を取った際には」 。

“as” は<接続詞>として、「〜の間」「〜の時」という使い方もする。

「年を取る」は、「年齢をゲットする」という考え方ができる。

よく出て来る “get + <形容詞>” 「〜になる」という表現。

found(ed) <動詞>「創立する」「設立する」。

“find” の過去形ではなくて、”found”という動詞。過去形は “founded”。

ややこしい。

center <名詞>「センター」「真ん中」。

本文で “the Center” と、”the” とセンターの頭を大文字にしているのは

「ザ・センター 」という名前の「組織」か「企業」を立ち上げたのだろう。

spread (<= spread) <動詞>「広げる」

” do something to help others.”

不定詞の副詞的用法。「する/何か/助けるため/他人を」


/ p.80 /

Unit Activity

「あなたのしてみたいこと」プラン

してみたいことを考える。=>

クラスメートに相談する。=>

相談してわかったことを発表する。

■ Let’s Talk (3) 電車の乗りかえ ─道案内─

/ P.81 /

downtown <名詞>「ダウンタウン」「街の中心地」

east <名詞>「東」、<形容詞>「東の」

west <名詞>「西」、<形容詞>「西の」

<形容詞>的に使うのなら、”eastern” とか “western” などもある。

こっちはざっくりとした方角。「東方の」とか「西方の」とかいった訳がいい感じ。

■ Let’s Listen (5) 留守番電話

/ p.82 /

留守番電話を聞いて内容を理解する。

■ 前後のユニットリンク

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■ 参考書

ワーク&テスト ニューホライズン 2年

■ 引用元

中学校 英語教科書

NEW HORIZON English Course 2(中学校外国語科用 文部科学省検定済教科書)』令和3年度版

東京書籍 発行

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