リスニング学習用として:『CNN English Express』の使い方を考える「月刊誌」第2回

英語学習雑誌5種類を比較:NHKラジオから多読多聴マガジンまで,英語雑誌シリーズ1

(DEEY─)「改めて、英語の勉強をやり直そう」と英語を再び始めてから3ヶ月。12月となり前回記事からはひと月。

開始した『CNN English Express』10月号、2冊目の11月号、12月号ときて、今回のレポートは手元にある2020年12月4日(土)発売の

CNN English Express 2021年1月号:特集 世界の論点

です。今回は『CNN English Express』をリスニング学習の素材として使っている様子を紹介します。

「全てやり切るのか?できるところまでにするか?」

発売日に購入しそこから3週間経過した現在までの学習記録です。目標は普段視聴している『CNN』をもっと理解できるようになりたい。

自分の英語レベルを少し紹介。1990年台にTOEIC730点。

普段は『CNN』を朝晩小1時間ほど流しています。そして夏場はMLB、冬場はNFL。

だったのですが、NFLはNHKBS1が止めてしまったので見れなくなってしまいました。残念。

英語勉強を再開するにあたって10月から

・『NHKタイムトライアル』
・『CNN English Express』(以下『CNNEE』)

を同時に始めてます。週末にまとめて出来る時にやっている感じで。

ここから『CNNEE』今月号の話。まず購入後全体をぱらぱらと。

2021年1月号は全138ページ(プラス別冊ページ)と通常130ページからは若干容量増。

巻頭にバイデン・カラマの勝利演説集があってその分と思われます。加えて今月の特集は「好評第2弾! 世界の論点 英語で話す、考える」。

ということで英文がメインなので、全体の作業量としては重ため。要は今月はめっちゃボリューミー(和製英語。正しくはvoluminous)。

ざっと今月号の内容を調べると、本編138ページ+別冊36ページで、広告除くと内訳は

1)ニュース記事(基礎、中級、上級)18p+18p+14p = 50ページ
2)特集記事(一部日本語)42ページ
3)連載記事(一部日本語)10ページ
4)別冊問題集 36ページ

といったページ数構成。通常月は本冊130ページ程度なので、今月は特集が盛りだくさん。

音声はアプリ『Listening Trainer』にQRコードからダウンロードできてとても便利でニュース記事はもちろん、特集や連載に関してもほぼすべての音声が収録されています。

別冊問題集はニュース記事に特化した問題集や、単語集的な作りになっています。

まずは頭から。巻頭のハリス・バイデンの勝利スピーチから開始。

リスニング学習方法は本紙のおすすめ通り、プラスアルファという感じ。時間はかけます。5回は聞く感じ。真面目すぎる。

1)本文を見る前に、音声を聞く(1回目)

2)別冊問題があるときはそれを解く。そして答え合わせ

3)もう一度音声を聞く(2回目)

4)もう一度同じ問題を見返す。なぜ間違えたか確認

5)ここで初めてテキストを見て、見ながら音声を聞く(3回目)

6)もう1回テキストを見ながら聞く(4回目)

7)黙読しながら単語熟語調べ。文法のチェック

8)仕上げにテキスト見ないで音声だけで聞く(5回目)

ちなみに特集には問題集がないので、上記工程の2と4はなし。

連載記事などは好みによって優先順位は変える。もしかすると手が付けられないかも。

「WONDERS AROUND THE WORLD」は結構好きなので飛ばさないでやる。

ニュースダイジェスト8記事に関しては、週末など時間がある時に一気にやっています。

ニュース1の本文聞く
-> 別冊問題を解答
-> 次の2聞く
-> 別冊問題を解く・・・

とTOEICなどの問題を解いてる気分でやってます。

このニュースブロックは問題集が大事。でも改めて疑問文、結構むずかしい。問題の意味が一瞬わからないことありますから・・・

初級編が終わったところで、次の紙面は「特集:英語で話す、考える、世界の論点」。

特集に関しては内容によってやる/やらない、時間かかる/かからない、があるので毎月大きく異なるところ。

例えば先月号の特集は「洋書習慣 プロ激オシの名作5選(14ページ)」で、目を通しておしまいだった。

一方の今月号はがっつり政治・経済・時事英語とインタビュー、しかも22ページ。これに手をつけるか止めるか後回しにするか。

結局手をつけたが、22ページあったので1週間まるまるかかった。この時点で発売から2週間以上経過のクリスマス直後。

次号発売は1月6日(水)であと2週間ない。10日くらい。

次は順番で行くと「中級編(ニュースセレクション+ニュースメーカー)」になりますが・・・

中級を飛ばして先に上級編「アンダーソーンクーパー(AC360)」を先にやっている。これは完全に好み。

AC360はクーパーの喋りも東部特有と思えるの早さがあるのに加えて、内容も高度で番組見ていてもほとんど意味がわからない。

なので誌面で学習できるのは本当にありがたい。むしろ、CNNEEを買って真っ先に手をつけるかもしれない。今後は。

このあとにインタビュー記事をやる。そのあとにやっと中級に戻る。だけど全ては終わらない。週末に結構頑張っているけど終わらない。

年末年始で時間はあることはある、けど。


(以上、2020年12月)

『英語雑誌シリーズ』:続編第3回
NHK語学ラジオ英会話:3講座をレビューしながら選び方を考える,シリーズ第3回


[音声DL付き]CNN ENGLISH EXPRESS 2025年7月号