2021年冬に事前準備なしで受験:試験会場の運不運「TOEICを受験した」第1回

(DEEY─)2021年11月28日(日)午前の回でTOEICを受験していて、先日その結果が出ました。
人生2度目の受験で今回は「事前準備情報なしでの初見受験」という縛りをつけて何点とれるのかチャレンジ。
そして試験の振り返りをしながら、
・試験会場の運不運
・設備の運不運
・隣人の運不運
な注意点や心構えなどを、反省点や「ああすればよかった」とともに考えてみる。
1)受験時の自分の状況
個人的に2021年は多忙で、CNNとMLBを「なんとなくながら見」してた。消音で映像を流している程度で。
そしてもともと教科書を開いての読み書きはほとんどやりません。文法の教科書とかもほとんど見たことがない。そんな状況で、
「果たしてTOEICを受けるといったい何点くらい取れるんだろう?」
というのが今回の受験きっかけ。
ある意味では今後の受験を見据え、それらとの比較対象用として原点(出発地点)調査という目的。
2)事前準備も知識もないまま
ということで今回は準備はあえて一切しないことに。過去28年前に一度受験しているので、淡い記憶は残ってるけど。でも当時は
「けっこう、カンタン。」
と思った記憶。730点だったけど。その時も全く事前準備はゼロだった。
TOEIC対策関連本は当時からあったと思いますが、公式の問題集をはじめ”本番そっくり模試”的なものはなかったと記憶しています。
さてそのTOEICに関する試験前の知識は─
・試験時間が何分だったか?は覚えていない
・問題数も何問だった?それぞれ100?
・休憩って途中で取れるんだっけ?
・当然、パートいくつ的な区切りも覚えていない
という無知状態。まあ一回でも受けてしまえば知ってしまう。だからあえて情報を取らずに。
問題集も買わず、ネットの情報も一切検索しない。初見勝負。
3)TOEIC試験:会場や季節の運不運
まずは試験会場についは抽選なので選べるわけではない。指定されたところに行くしかない。
早く申し込めば住所の近くの会場なのか、そうでもないのかは分からない。
自分は上で書いたように抽選での申し込み。
昔受けた時は自宅から2駅のところにある、駅からも歩いて5分の大学で受験した記憶がある。
今回はそれに比較するとやや遠かった。
沿線は同じだが10駅ほど行って、さらに徒歩20分ほどにある会場だった。
道だけは間違えないようにグーグルマップ何回も確認した。遅刻はできない。過ぎたら会場に入れてくれない。
さて現場に到着して受付。着席。
案内で試験が始まるとトイレ休憩がないとのこと。
季節は11月。暖房はついていた、と思いたいのですが広い会場は底冷えがしてとても寒かった。
試験ということで三人がけに二人。人口密度は低いので部屋も温まりにくい。
ということでコートはかさばるので脱ぎたいが脱ぐと寒い、という状況に。
薄めの上着に厚めのインナーがベストか?まあただ実際に試験が始まれば寒さは忘れる感じではある。
飲み物は持ち込みは大丈夫。とはいってもトイレ行けないんだから安易に飲めない。試験中はしまうように言われる。
自分は途中から若干トイレ我慢モードに入ってしまった。
4)TOEIC試験:スピーカーの運不運
会場は広めだった。横16人、縦16列という感じ。
問題はリスニングのスピーカー。もちろんCDラジカセからの音、なんてことはなく教室備え付けのスピーカーから。だが…
なんとそのスピーカー、左の窓際にしかない。
自分は向かって最右列だった。一番遠い。
開始前の音声確認テストでは、左耳に向かって鈍った音が聞こえてきます。
そして試験官─
「気になる方は申し出て下さい」
いや、めっちゃ気になるだろー。
だが今回は全て受け入れると決めていたのでそのままの席を維持。
前を見ると私の列の人は、ほとんど移動していなくなった。そりゃそうだろう。
ところが運不運でいうと、まだあった。
5)TOEIC試験:隣人の運不運
普段どういう環境で仕事や勉強しているだろうか?島になっていて近くに常に人がいる環境だろうか?
試験会場では周囲の受験生の動きにも影響されてしまう。
普段からそういう環境に慣れているのか、あるいはそれ以前に気になる性格なのか。
いやそれ以前に癖のある人に座られてしまったら?もうこれは運。
全ての受験生が真剣とは限らない。
今回でいえば左隣に、同じ長テーブルに座ったの若いメンズ。
リスニングでページをめくるタイミングがなにやらおかしい。
音声が喋ってる途中で、喋り終わったら解答する間も無く、などなどおかしな動き。
「なに?邪魔しに来てるんですか?」
「無理やり受けさせられてる?」
「あるいはバイリンガル?」
これには地味に引っ張られました。試験会場慣れしているかどうかは、メンタルに影響を与えるのでとても重要と感じだ。
6)試験直後の手応えと感想
まずはトイレに行きたかった。2時間トイレなしはきつかった。
さてまずリスニングだけど─
1)なぜかアメリカ人じゃない人が喋ってる問題がありました
2)後半?からの図を見ながらの問題もムズい
3)しかも三人でわいわい喋ってるやつとかあり?
などなど、一言で言うなら「愕然」。
「こんなに難しかったっけTOEIC?」と言う感想で「体感で6割行ってないんじゃないか?」という手応え。
そしてリーディング。
「リスニング疲れたし、丁寧にやろう・・・」
=> 全くの時間切れ。
ゆっくりやりすぎた。全体の6割くらい。少なくとも3割以上は手付かずで残った。
手付けたの全問正解でも60点じゃんこれ・・・
すいませんナメてました。
7)ということで結果
12月14日(火)、WEBでの結果発表。で570点。
・リスニング:295
・リーディング:275
なるほどですね。まずい。12月29日(水)公式スコアカード着。うんなるほどですね。
(以上、2021年12月)
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